All Seasons

Season 1

  • S01E01 #1「多摩川源流の森へ」

    • July 4, 2018

    今回の目的地は、多摩川源流の森が広がる山梨県丹波山村のキャンプ場。キャンプで定番の宿泊用のテントを、ヒロシは・・・張らない!かわりに取り出したのは、なんとハンモック!長いキャンプ歴のなかでたどり着いた究極の寝床だという。設営時間はわずか数分。あとは山の空気に胸をひらいて自然の中に身をゆだねるだけ。常識に縛られない自由すぎるヒロシのぼっちキャンプに密着!

  • S01E02 #2「たった独りの肉祭り」

    • July 4, 2018

    多摩川源流、丹波山村のキャンプ場にやってきたヒロシ。夜が迫るなか、焚き火に使う薪拾いは、ひとさまの余りものを集めて回る“手抜きスタイル”がヒロシ流。ヒロシこだわりの焚き火台で、今夜、ひとりぼっちで焼くのは・・・肉、また肉。実は、料理が苦手なヒロシ。でも、キャンプを重ねるうちに、ごはんの炊き方だけは、達人級の腕前になったという。絶品ごはんと一緒にいただく焚き火肉の美味しさたるや・・・ヒロシ悶絶!

  • S01E03 #3「高原のキャンプ場へ」

    • July 11, 2018

    今回は、日本一標高の高い車道峠を越えて、長野県川上村へ。行く手には険しい未舗装林道が!愛車の四輪駆動車、ジムニーの本領発揮とばかりに、喜び勇んで山を駆けあがるヒロシ。ところが・・たどりついた高原のキャンプ場には、まさかの人、人、人・・・。ヒロシは、果たして“ぼっちキャンプ”を実現することができるのか?

  • S01E04 #4「俺の萌えランタン」

    • July 11, 2018

    夕食の食材の買い出しのために訪れた村の食品・雑貨店で、歓待を受けるヒロシ。人とのふれあいを極力避けたがるヒロシだが、店主の手作り塩焼きそばをいただくと・・・まさかの絶品!撮影の段取りを無視して、ついつい食べ過ぎてしまう。サイトに戻ったヒロシが取り出したのは、愛してやまないオイルランタン。夜のぼっちサイトをほのかに照らすランタン。その揺らめく炎が創り出す森の陰影にヒロシの萌えが止まらない。

  • S01E05 #5「奥秩父の清流へ」

    • October 1, 2018

    酷暑の夏。涼を求めてヒロシが向かったのは、埼玉県奥秩父の清流沿いのキャンプ場。とにかくゆったり過ごしたいヒロシは、いつもの通り、人の気配から逃れてどんどん森の奥へ。ようやく見つけた自然感あふれるキャンプサイトに大興奮!涼やかな清流のほとりで、愛してやまない脱力ランチ「カップ焼きそば」をすすり、心も体も解き放たれていく・・・。

  • S01E06 #6「俺が焚き火を愛するとき」

    • October 8, 2018

    奥秩父のキャンプ場にやってきたヒロシ。長い昼寝を楽しんだあとは、のんびり起き出して焚き火の準備だ。地面をならし、倒木を切り出して自分好みの“色気のある焚き火”づくりに余念がない。静かな夜の森に慎ましく立ちのぼる炎の、艶っぽいゆらめき。時間を忘れてひとり眺めるヒロシの胸が知らず知らずのうちに焼け焦げていく・・・。

  • S01E07 #7「僕はひとりじゃない(前編)」

    • October 15, 2018

    キャンプ当日、ヒロシの愛車 ジムニーがまさかの故障!急きょ、スタッフの車でキャンプに行くことに。いつもとは違う快適なオートマ車で、ヒロシの精神面にも影響が・・・。こころなしかフワフワしたノリのまま、道中、林業のおじいさんから“スウェーデントーチ”を購入。お気に入りのキャンプ場で、滝のそばのベストポジションも確保。「キャンプ仲間と来たみたい」な、“3人ぼっちキャンプ”のゆくえは・・・?

  • S01E08 #8「僕はひとりじゃない(後編)」

    • October 22, 2018

    愛車ジムニーの故障により、スタッフの車でキャンプ場に来たヒロシ。日が暮れると、いよいよお楽しみの“スウェーデントーチ”を点火。丸太の内側からのぞく仄明かりにおおいに萌えるヒロシだったが・・・しばらくすると、トーチがまさかの大炎上!ぼっちキャンプの料理に、過ぎたる大火力。はたして、無事、料理はできるのか!?いつもと違う“3人ぼっちキャンプ” がヒロシのノリを変える。

  • S01E09 #9「俺の愛用品」

    • October 29, 2018

    過去に登場したヒロシ愛用のキャンプ道具を一挙紹介する特別編。火おこしのための道具から、食事、寝具まで、全ての道具にヒロシのこだわりが詰まっている。特にヒロシが愛してやまないのが、照明道具、ランタンだ。100年前から変わらない構造のドイツ製ランタンの明かりは、置く場所によってさまざまな表情を見せてくれるのだという。ヒロシのこまかい萌えがとまらない。

  • S01E10 #10「秋の奥利根水源の森へ」

    • November 15, 2018

    肌寒くなった初秋、紅葉を求めてヒロシが向かったのは、標高1400メートル、群馬県奥利根川上流の野営キャンプ場。道中、緑から赤く染まっていく街道沿いの景色にヒロシのテンションも上がる。錦秋の落ち葉が敷き詰められたキャンプ場に興奮したヒロシは、これまでとは微妙に色が違う新作ハンモックをおろし、至極満悦する。ブナの木に抱かれたひとりぼっちの贅沢な時間が、ヒロシを包み込む・・・。

  • S01E11 #11「ぼっち秋みつけた」

    • November 12, 2018

    奥利根のキャンプ場にやってきたヒロシ。寝床を決めた後、冬のような寒さにたまらず、焚火の準備をはじめる。ヒロシいわく、秋こそが焚火のベストシーズン。寒空のもと、体と心を温めてくれる焚火との距離感がたまらないという。今夜の焚火めしは、秋の味覚・サンマ。そして、冷えた体を温めようと、蟹、牡蠣を入れた秋の鍋を調理。豪華な鍋が完成!のはずが、突然のハプニングがヒロシに襲いかかる。

  • S01E12 #12「湖畔の老木は語る」

    • November 19, 2018

    初秋、ヒロシがやってきたのは群馬県片品村にある湖畔のキャンプ場。開けた場所が苦手というヒロシだが、水辺に佇む樹齢数百年はあろう朽ちた老木を発見し、大興奮。老木が辿ったであろう悠久の歳月に想いを馳せ、思わず自分の人生を考えてしまうヒロシ。朽ちた老木と語らいながら、食べる“のり弁”のうまさたるや・・・。老木とヒロシの奇妙な時間が湖畔の秋風と共にゆっくりと流れていく。

  • S01E13 #13「今夜も夜霧に鹿が鳴く」

    • November 26, 2018

    群馬県片品村にある湖畔のキャンプ場にやってきたヒロシ。焚き火用の薪を拾う途中で、苔むした流木たちと出会う。苔と木々の幽玄の世界に激しく萌えるヒロシ。さらに、足元に目を落とせば、そこには大量の鹿の足跡が!!鹿による夜襲に恐れていると、夕食の最中、突然、奇声にも似た鳴き声が・・・。夜霧の湖畔に鹿のおたけびが響き渡る。次第にヒロシの方へと忍び寄る鹿の影・・・どうなる!?

Season 2

  • S02E01 #1「丹沢の清流をめざして」

    • October 6, 2020

    今回の目的地は神奈川西部丹沢の山中にあるキャンプ場。 ヒロシがソロキャンプの魅力を知るきっかけにもなった愛車のオフロードバイクにまたがってのひとり旅だ。 清々しい山の空気をたっぷり浴びながらたどり着いたキャンプ場では、こだわりのサイト探しが始まる。 ヒロシにとってぼっちキャンプ最大のテーマは「人に見られずにひっそりと自分だけの時間を過ごすこと」。 視界の片隅にさえ他人の気配を感じないでいられる完全な「ぼっちサイト」を見つけるのはいつだって結構むずかしい。清流沿いの広大な河原をさまよった果てにヒロシが見つけた最高の居場所とは? ひとりだからこそ味わえる圧倒的自由。人生を最高に旅したい大人の遊びがここにある。 ヒロシのぼっちキャンプ Season2 の始まりはじまり!

  • S02E02 #2 「俺が山で見る夢」

    • October 13, 2020

    丹沢山中の清流沿いのキャンプ場にサイトを設営したヒロシ。 夕方の静かな河原でひとり過ごすうちヒロシの萌え心にスイッチが入る。茂みで拾った枝を使って雨よけのタープを張り、残った枝は「わけの分からん」不思議なアート作品に姿をかえる。 日が暮れたら焚き火めしの時間。今夜愛用の焚火台に乗せるのは、なんとヒロシが自ら開発したオリジナル鉄板。機能よりもビジュアルにこだわったという鉄板への愛があふれ出し、焼いた肉の味までカッコよく思えてくる始末。でもいいじゃない?ぼっちキャンプは大いなる自己満足の世界なのだから。

  • S02E03 #3「夏の終わりの忘れもの」

    • October 20, 2020

    今回の目的地は山梨県甲州市山中の一之瀬高原。 ヒロシが無骨なソロキャンプの世界を追求しはじめた5・6年に、野趣あふれる環境をもとめて幾度か通ったキャンプ場を再訪する、原点回帰のぼっちキャンプだ。 夏の終わりの陽光が差し込む林内を歩いてお気に入りのサイトを選んだヒロシ。平穏に見えたいつものサイト設営作業が進むうち、突如としてヒロシを凍り付かせるアクシデントが発覚する!果たして今回、ヒロシは無事にぼっちサイトを完成させる事ができるのか!?

  • S02E04 #4「風の声を聴いた日」

    • November 3, 2020

    テントのポールを忘れるという大失態をどうにか乗り越え、高原の森に納得のサイトを設営したヒロシ。 日が暮れてオイルランタンに火を灯したところでヒロシの萌えごころも盛大に着火する。森を分厚くおおうコケを照らして浮かび上がる陰影。喜悦に堪えないヒロシのうめき声が闇夜に響き渡る…。 そして今宵の焚火めしで話題になるのは、これまで数えきれないほど炊いてきたコメの水分量について。「はじめチョロチョロ」ではじまるあのコメ炊き法の呪縛から解き放たれて独自の炊飯術を見出したというヒロシの自説が開陳される!

  • S02E05 #5「初秋キノコの森へ」

    • November 17, 2020

    今回の目的地は山梨県小菅村山中のキャンプ場。 到着するや目に飛び込む自然むき出しのサイトにヒロシ歓喜! 苔とキノコが密集する萌え萌え切り株を発見し、その景色を愛でるための居場所を設営する。 ヒロシのキャンプスタイルは、自然と調和した無骨な空間をつくって過ごすこと。 道具やテントはその目的を達成すべくこだわり抜いて選んだものだ。 そんな道具たちへのヒロシの愛がとめどなく溢れ出し、長年のソロキャンプで培ってきた「ヒロシスタイル」の全貌が明らかになる!

  • S02E06 #6「灯よ苔がむすまで」

    • November 17, 2020

    キャンプイン前にヒロシに届いた一通の手紙。それは人間ドックの結果のお知らせだった。 そこにあったのは「コレステロール過多」を示す赤文字…。 そこで今回の焚き火めしはヒロシ流のヘルシーすきやきに決定! 野菜てんこ盛りの鍋と控えめお肉の量に意気消沈ぎみのヒロシだったが得意の米の神がかり的な炊きあがりには大満足だ! そしてオイルランタンを灯せば蘇る幼少の頃の記憶。 ヒロシキャンプの原点は、昭和の子供なら誰しもが経験したあの野遊びだった。 遠い少年時代を懐かしみつつ、年齢を重ねて直面した健康問題に戸惑う。 そんなヒロシの葛藤を知ってか知らずか、灯は静かに燃えて苔はさらに深くむしていく…。

  • S02E07 #7「俺の東京秋だより」

    • December 1, 2020

    今回の目的地は東京西部の檜原村。普段足を伸ばすことの少ない東京の奥深い自然を感じてみようという趣向だ。 キャンプ場へと向かう車中で蘇るのはヒロシが20代なかばで上京した当時の記憶。 「東京にはビルしか無いと思い込んで出てきたら最初に住んだ中野区の田舎っぷりに衝撃を受けた」とか「青龍刀が怖くて歌舞伎町を通り抜けられなかった」とか・・・。 やがて清流神戸(かのと)川のほとりにサイトを見つけたヒロシ。 秋の川辺でお弁当を頬張りながら静かな水面を見つめていると、若かったあの頃の思い出も清らかに流れ去っていくのだった。

  • S02E08 #8「神さまの道と俺の道と」

    • December 1, 2020

    神戸川のほとりにテントを張ったヒロシ。川を遡って地元の名所・神戸岩(かのといわ)を訪ねる。 太古の昔にできた硬い岩を水の流れが穿ってできた深い渓谷は古くから山の神域への入口として伝えられてきた。 これまでパワースポットで何かを感じたことがないというヒロシ。 岩壁にへばりつくようにして急流の谷底を歩き通した先で果たしてなにを見つけるのだろうか?

  • S02E09 #9「湖畔にて 独り」

    • December 8, 2020

    今回の目的地は山梨県西八代郡にある四尾連湖。 紅葉のベストシーズンを絶妙に外して湖畔のキャンプ場にやってきたヒロシ。静まり返った水辺を巡り、ひとりの居場所を確保する。 薪割りに没頭するうち、愛用ナイフの来歴を訥々と語り始めるヒロシ。 棺桶まで一緒に連れていきたいとまで言うぼっちキャンプの相棒はいかにしてヒロシの元へやってきたのか?味わい深いエピソードが明らかになる。 山梨の湖畔で焼くサンマの味、デザートには季節外れのモモ。そして未だ色づかない紅葉。 どこかズレていて、だけど自由極まりない「理想のぼっちキャンプ」の一日。

  • S02E10 #10「わかれ道の選びかた」

    • December 8, 2020

    秋の夜長を過ごすため、薪を拾おうとサイトを歩くヒロシの前に森の奥へ続くわかれ道が現れる。 「人生と一緒だね」とポツリ呟きのもれるヒロシ。 主流を避けるように生きてきた自らの感覚に従って、ひと気のない道を選ぶ。 選んだ道が正しいを信じるのがヒロシ流だ。 訪れる日暮れの湖畔でしだいに濃くなってゆく生き物たちの気配…。そして暗い森から現れた珍獣とは!?

  • S02E11 #11「俺はもう一度あいつを」

    • December 15, 2020

    秋も深まった山梨県北杜市にやってきたヒロシ。食材調達のため立ち寄ったスーパーでは地元産キノコの大特売が行われていた。 キノコづくしの焚き火めしを計画していたヒロシだったが、じつはもうひとつ胸に秘めた思いがあった。 それは夏の終わりに愛用ホットサンドメーカーで焼いたギョウザの仕上がりにイマイチ納得していないという事。 「俺はもっと上手にギョウザを焼けるんだ!もう一度あいつを焼きたい!」ヒロシが男の誇りをかけて挑むリベンジ餃子。その焼き上がりはいかに!?

  • S02E12 #12「冬は俺を愛すだろうか」

    • December 22, 2020
  • S02E13 #13「俺の憧れをあつめて」

    • January 5, 2021

    今回の目的地は千葉県君津市のキャンプ場。 到着したキャンプ場でヒロシを迎えたのは、朽ち果てたオールドジムニー。 憧れの名機との出会いにヒロシの萌え心はいきなりトップギアへ。 人目を忍ぶサイト探しの途中、不意にキャンプ場のオーナーと遭遇したヒロシ。 導かれるままにオーナーが「秘密基地」と呼ぶディープスポットに誘われる。 そこでヒロシが見たものとは…。

  • S02E14 #14「抱きしめてトゥナイト」

    • January 5, 2021

    コレステロール過多の診断を受けてから「野菜多め肉少なめ」の食生活を送っていたヒロシ。 この夜の焚き火めしは久々に、愛してやまない焼肉を味わうことにした。 上質な牛カルビやホルモンを次々と鉄板に投入。 焼き上がった肉は濃い目のタレに浸し、サンチュで優しく抱きしめて一口で食す。 夜のキャンプ場にヒロシの歓喜の声が響きわたる。

  • S02E15 #15「俺の暖かテントへようこそ」

    • January 19, 2021

    今回の目的地は群馬県沼田市のキャンプ場。 東京から高速道路を北上する車窓に雪山をのぞみ、冬キャンプの気分が高まる。 そんなヒロシがこのキャンプ行でテーマにしているのが”暖”。 冬のキャンプは大好きだけどそれも暖かさを確保してこそ。 立ち寄ったお店で手袋を見つけると迷うことなく購入を決め、あったかメニューに狙いを定めて食材も調達。 そして到着したキャンプ場でテントを設営するヒロシのもとを予期せぬお客が訪れる…。

  • S02E16 #16「冬だね おでんだね」

    • January 19, 2021

    枯れ葉がたっぷり積もるフカフカサイトで愛用の無骨テントを暖かく仕上げたヒロシ。 今宵の寒さをしのぐためにヒロシが選んだ焚き火めしは、冬キャンプのスーパースターおでん。 地元群馬産の激安大根を無骨に仕込み、練りものと一緒に焚き火でクツクツ煮込むうち、ヒロシの意識は上京当時のおでん体験の記憶へと飛んでいく。 その存在を噂に聞いていたハンペンとの出会い。ちくわ麩を初めて知った驚き。 いろんな思い出がくったりと染み込んだおでんで身体を芯から温めてヒロシの夜が更けていく。

  • S02E17 #17「奥多摩 奉納キャンプ」

    • February 2, 2021

    今回の目的地は東京都奥多摩町のキャンプ場。 息を呑むほど清らかな渓流と出会える穴場スポットだ。 夏秋の賑わいも去って閑散としたキャンプ場の川縁にテントを設営中、サイトを取り囲む石や岩がなんとなく気になり出したヒロシ。 ふつふつと湧き上がる萌え心に誘われるまま石と戯れるうち、思いがけず石の祠(ほこら)が出来上がる。 これは尊いのかそうでもないのか?何やら不思議な佇まいの祠に見守られながら、ヒロシの奥多摩キャンプが始まる。

  • S02E18 #18「俺もおとなになりたくて」

    • February 9, 2021

    冬の奥多摩に寒くて長い夜が訪れる。今夜ヒロシにはやってみたいことがあった。それは「晩酌」。 酒が呑めないヒロシだが、50歳を目前に酒を覚えてみようと思い立ったという。 煮詰まった寄せ鍋をつまみにちびちびやろうという趣向だ。 こっそり買った焼酎のボトルをぎこちなく開け、ほんのちょっとだけカップに注ぐ。 ほぼ白湯のお湯割りを飲み下すほどに、ヒロシの体がほんのり温まっていく。 永遠の28歳を自称するヒロシが、長年夢みた「大人のキャンプ」へと最初の一歩を踏み出していく。

  • S02E19 #19「俺のはじめてに祝福を」

    • February 23, 2021

    小雪のちらつくなか埼玉県嵐山渓谷のキャンプ場へやってきたヒロシ。 かつて訪れたことのあるキャンプ場だが、狙っていたベストサイトの周辺にはすでに何人もの先客キャンパーたちの影が! サイトが確保できないという窮地にはじめて立たされたヒロシが、居場所を求めさまよった末に見つけたものとは!?

  • S02E20 #20「ヒロシの山小屋キャンプ」

    • February 23, 2021

    納得のいくテントサイトで過ごす事をあきらめて、初めてバンガロー泊をすることになったヒロシ。 バンガローをテントに見立てて焚き火まわりの居場所をつくってはみたものの、どうにも落ち着かない。 それではと小屋の中に愛用のキャンプ道具を配置してみたところ大ハマリ。 妙な萌えスイッチが入ったヒロシが山小屋の主を演じるひとり芝居がはじまる。

  • S02E21 #21「漂着の浜に遊ぶ日」

    • March 2, 2021

    今回の目的地は神奈川県の真鶴半島。相模湾を一望する海辺のキャンプ場だ。 居場所を探して浜を歩くヒロシだったが、ふとしたはずみで浜に流れ着いた「漂流物」への萌え心が湧きあがり心に刺さるモノをたどって波打ち際をウロウロと散策。 やがてお腹が空いたヒロシがくり出したのは、買った弁当を焚き火で焼き直すという技。食事でけっして頑張らないぼっちキャンプにまたひとつ新機軸が加わった。

  • S02E22 #22「俺のバースデーメモリー」

    • March 9, 2021

    浜辺で釣りの仕掛けを発見したヒロシは漂流物で擬似餌をつくって波打ち際に糸を垂らす。 キャンプにハマる前は釣りに没頭していたというヒロシにとってはいい暇つぶしだが、本気が足りず魚には見向きもされない。 そして夕方、焚き火が照らすぼっちサイトでは「明日は誕生日だから」という理由で早々と晩酌タイムに突入。 波音を聞きながら極薄の焼酎お湯割りをちびちびやるヒロシ。 立派な大人にならなくたって勝手に歳はとるもんだと独言つつ48歳最後の夜が更けていく。

  • S02E23 #23「ポップなあいつと過ごしてみたら」

    • March 16, 2021

    静岡県朝霧高原の富士山を一望するキャンプ場へやってきたヒロシ。 快晴の富士山を目の前にしてもなぜかぎこちない雰囲気。 じつはそのときヒロシの胸には富士山にまつわるにがい思い出がよみがえっていた・・・。 黙々とテントを設営してひとりぼっちで過ごすヒロシが、ふとしたきっかけで探りあてた富士山との和解の糸口とは??

  • S02E24 #24「富士山と俺のランタン」

    • March 23, 2021

    富士山と向き合いながらぼっちキャンプするヒロシ。 夕暮れとともに刻々と表情を変えていく山を背景に、愛用オイルランタンで萌えの時間を楽しむことを思いつく。 こだわりの絵心弾けるランタンのベストショットをカメラにおさめたヒロシ画伯は、焚き火でつくった絶品おつまみでひとり静かに富士山麓の夜を楽しむ。

Season 3

  • S03E01 #25「君がそこにいたから」

    • April 6, 2021

    埼玉県秩父のキャンプ場へやってきたヒロシ。 最近、野にある材料を使ったものづくりに興味津々らしいのだが、小さな刃物のような形をした石を拾ったことからこの日の運命が動き出す。 河原の石を砥石代わりに時間を忘れて石器づくりに没頭するヒロシ。 完成した石のナイフで食すことになった原始の昼ごはんとは!?

  • S03E02 #26「俺と秩父の萌え日記」

    • April 20, 2021

    秩父のキャンプ場でひとりの時間を過ごすヒロシ。 日暮れとともに、テント脇に飾った河原の石が陰影ふかく表情を変える。 萌えごころを揺さぶられるまま石にお神酒をそそげば、濡れた石がさらにヒロシの萌えを誘惑していく。 焚き火とランタンとお酒がヒロシと石を赤く染め、胸ざわめかす隠微なぼっちキャンプの扉がひらく…。

  • S03E03 #27「ヒロシの竹林キャンプ」

    • April 27, 2021

    今回やってきたのは千葉県大多喜町の竹林に拓かれたキャンプ場。 竹を使った野営がしたいと、到着するやテントの設営もそこそこに竹を切り出すヒロシ。 竹の割れる心地よい感触がヒロシの体と鼓膜を震わせると、たまらず漏れた喜悦の声が竹林に一瞬響きそして溶けこんでいく。 そしてヒロシの脳裏には、少年の日に父親と出かけた思い出のキャンプが蘇る。

  • S03E04 #28「夜が俺を包んだなら」

    • April 27, 2021

    竹林に夕暮れがせまると、竹と戯れてじんわり疲れたヒロシの焚き火めしの時間がはじまる。 竹串で肉を焼き、魚を炙り、竹の飯盒でコメを炊く。 そんな竹林バーベキューを楽しんだヒロシだったが、春の夜の徒然に竹を弄ぶうち思いがけず竹のランタンが出来上がる。 闇に包まれたヒロシの居場所を竹からもれ出る明かりがほのかに照らし、一夜限りの幽玄の世界が浮かびあがる。

  • S03E05 #29「変わりゆく俺は 春の日に」

    • May 4, 2021

    最近家を買ったというヒロシ。 心地よい居場所をめざしてリフォームに勤しみつつ、お気に入りのモノを買い集めたい気分が高まっているらしい。 そんなヒロシはキャンプ場への道中立ち寄ったお店であるモノを見つけ、一瞬で心奪われてしまう。 予期せぬ出会いがさわやかにヒロシの胸を揺さぶる春キャンプの一日を描く。

  • S03E06 #30「あこがれを焼きしめて」

    • May 18, 2021

    秩父の渓谷沿いのキャンプ場でゆったりと焚き火を楽しむヒロシ。 ふと、炎の立たない熾火ができている事に気づいたのをきっかけに、この日のメインにと買ったイカを焼き始める。 少年時代、夏祭のイカに憧れた記憶がよみがえり、即席のつけダレを塗っては焼き塗っては焼きを繰り返すヒロシ。 甘辛い思い出を抱きしめながら、ひとり静かにイカを焼きしめていく・・・。

  • S03E07 #31「茨城 里山のキャンプ場へ」

    • May 25, 2021

    茨城県中部。昔ながらの里山風景のなかのキャンプ場へやってきたヒロシ。 かつて薪や木材を採るために使われていた里山林へ分け入ってテントを張ることにしたのだが、この林間サイトにはいつもの調子を狂わせる或るルールがあった。 森で拾い集めた木を使い試行錯誤を繰り返す。 そして夕方、ヒロシを不意に猛烈な空腹がおそう。 まずは焼肉をペロリと平らげるが、くすぶる胃袋が求めるままに夜のメインにと買ったブランド肉、常陸牛のハンバーグにまで手を伸ばしてしまう。 じっくり蒸し焼きにして溶かしたチーズで抱きくるんだ常陸牛に舌鼓を打つもなお満たされず焦るヒロシ。 そして闇の中でクーラーボックスを漁るヒロシが最後に探りあてた食材とは・・・?

  • S03E08 #32「焚き火なるまま ひとり飯」

    • May 25, 2021

    茨城県中部。昔ながらの里山風景のなかのキャンプ場へやってきたヒロシ。 かつて薪や木材を採るために使われていた里山林へ分け入ってテントを張ることにしたのだが、この林間サイトにはいつもの調子を狂わせる或るルールがあった。 森で拾い集めた木を使い試行錯誤を繰り返す。 そして夕方、ヒロシを不意に猛烈な空腹がおそう。 まずは焼肉をペロリと平らげるが、くすぶる胃袋が求めるままに夜のメインにと買ったブランド肉、常陸牛のハンバーグにまで手を伸ばしてしまう。 じっくり蒸し焼きにして溶かしたチーズで抱きくるんだ常陸牛に舌鼓を打つもなお満たされず焦るヒロシ。 そして闇の中でクーラーボックスを漁るヒロシが最後に探りあてた食材とは・・・?

  • S03E09 #33「この道をゆけば 白樺」

    • June 1, 2021

    今回の目的地は長野県南佐久郡川上村のキャンプ場。 標高1300メートルの高原の斜面にひろがる白樺の林がヒロシの心を高揚させる。 脂を多く含むことから最高の着火剤になる白樺の皮はヒロシにとって大事な萌えアイテムなのだ。 その白樺で焚き火をおこし、じっくりウィンナーを炙っているとヒロシの心はなぜか遠い北欧へと飛んでいくのだった。

  • S03E10 #34「時のいたずら まぼろしの恋」

    • June 8, 2021

    白樺林のそばで静かな夕暮れ時をすごすヒロシ。 久々に焚き火でコメを焚き、高級肉の焼肉丼をかき込むとあたりはしずかな闇に包まれていく。 ゆらめく炎を見つめながら夜のお供に買ったカツオ梅を黙々とかじるうち、ヒロシの胸に遠い青春の記憶がよみがえる。 思い出の糸をしずかに手繰りながら語られるカツオ風味のヒロシの告白とは・・・。

  • S03E11 #35「不思議の森と俺の未来」

    • June 29, 2021

    群馬県片品村のキャンプ場に向かうヒロシ。 買い出しのために立ち寄った地元スーパーの店先に使われなくなった業務用冷蔵庫を発見する。 冷蔵庫といえば最近のロケの道中で見つけて譲ってもらったばかり。 まるで自分が引き寄せているかのように行く先々に現れる古物におののくヒロシ。 夢追う49歳が体験するちょっと不思議なキャンプの一日を描く。

  • S03E12 #36「君を見つけた夜には」

    • June 29, 2021

    夕暮れせまる森でヒロシはひとつの問いをめぐってもの思いにふけっていた。 「今夜の肉をどう焼くべきか?」。 愛用のホットサンドメーカーで美味しく仕上げるのは容易い。 しかし森に転がる木の枝を見ていると、もっと無骨に焼きたい気持ちが抑えようもなく湧き上がってくるのだ。 答えを探すように森を歩き回るうち、一本の枝との出会いをきっかけにしてヒロシの夜がある運命にむけて動き出していく・・・。

  • S03E13 #37「さわやかすぎて…夏」

    • July 6, 2021

    いつものように無骨な野遊びを楽しもうと茨城県常陸大宮市のキャンプ場にやってきたヒロシは、まるでゴルフ場のように美しく刈り込まれた芝のサイトの出迎えを受ける。 身を隠す木立も苔むした倒木もない爽やかすぎるキャンプ場に寄る辺なく立ちすくむヒロシだったが、どうにか定めた居場所でぎこちなく過ごすうち、ソロキャンプを始めた頃に胸おどらせた感覚が蘇ってくる。 ぼっちキャンプ史上初となる、ヒロシのフレッシュな一日。

  • S03E14 #38「いちばん空を見上げた日」

    • July 6, 2021

    いつもと違うさわやかキャンプもそれなりに楽しめることに気づいたヒロシ。 テントを張ることも忘れて芝生に横たわるうち、晴れ渡る大空の清々しさに胸をつかまれてしまう。 夕暮れどきの刻々と表情を変える雲を愛でながらヒロシの胸が空よりも広く開かれていく・・・。

  • S03E15 #39「湖畔の森の雨キャンプ」

    • July 20, 2021

    遅い梅雨入りをした6月なかば、大粒の雨に降られながら山梨県山中湖村のキャンプ場にたどり着いたヒロシ。 いつもなら激しく避けるはずの屋根のある洗い場を見つけるとそこを拠点に雨の合間をぬってどうにかテントを設営する。 愛用テントから張り出した小さな屋根の下で黙々と焚き火の世話をしながら静かな時をすごす。 こんなキャンプも悪くない。

  • S03E16 #40「俺の夜を彩るのは」

    • July 20, 2021

    雨模様の湖畔の森に夕暮れがやってくる。 テントの外に出られないこんな夜には一緒に過ごしてくれる相棒がいるといい。 この日のヒロシが買い出しの店で選んでいたのは巨大な骨付き肉。 まだ日が暮れないうちから焼き始めじっくり一晩かけて味わえば雨の長夜も寂しくはない。 そんなヒロシの夜を彩るものとは・・・。

  • S03E17 #41「もしも出会いが今日でなければ」

    • August 3, 2021

    6月下旬、雨の群馬・嬬恋村にやってきたヒロシ。 彼には雨キャンプを楽しむために欠かせないものがある。 それはテントの小さな屋根の下で、飽きることなく焚き火と戯れながら調理できる食材を見つけること。 そんなヒロシは立ち寄った地元食料品店で巨大なマグロの頭と出会い、一瞬で心を掴まれてしまう・・・。

  • S03E18 #42「ひみつの夜遊び」

    • August 3, 2021

    浅間山山麓のキャンプ場に設営したヒロシの居場所に夕暮れがせまる。 雨の降るなかお好み焼きの焚き火めしを平らげるうち、テントもしだいに夜の闇につつまれていく。 火山由来の溶岩石がゴロゴロ転がる無骨な風情に萌えごころを刺激され、ランタンに火を灯したヒロシは胸を打つお宝景色を求めて夜の森をさまよう。

  • S03E19 #43「はじめての北海道キャンプ」

    • August 17, 2021

    7月上旬、梅雨をさけてはるばる北海道美瑛町へにやってきたヒロシ。 北海道でのキャンプは今回が初めてだ。 憧れの大地を駆けて十勝岳山麓の野営場にようやく到着したヒロシは、めずらしく管理棟に直行する。 初めての土地で野営するヒロシにはどうしても確かめておきたい事があった・・・。

  • S03E20 #44「俺はこの森でいまを生きたい」

    • August 17, 2021

    深い森を歩いてヒロシがようやく見つけた極上の居場所に夕暮れがせまる。 聞こえてくる川音に誘われるように森の小道をたどり、水汲みの探検に出たヒロシだったが、やがて険しい崖と藪にはばまれてしまう。 美しさと厳しさが織りなす北海道キャンプの体験を通じてヒロシが見つけた新境地とは?

  • S03E21 #45「虹のかかる場所へ」

    • August 31, 2021

    前回放送の美瑛の森から場所を移した北海道キャンプの第2弾。 飛行機移動のためいつもの愛用ランタンを持って来られなかったヒロシ。 まずはランタンを調達するために旭川のアウトドア用品店を訪れる。 お店でキャンプ道具を物色するのは久しぶりというヒロシは、ランタン以外のモノへの興味がつぎつぎ湧いて抑えられなくなってしまう・・・。

  • S03E22 #46「独りぼっちのクラブナイト」

    • August 31, 2021

    旭川市中心部から北へ約20km走って上川郡和寒町の湖畔のキャンプ場にやってきたヒロシ。 クマ除けの鈴と笛であたりを警戒しながら居場所をこしらえるとそろそろお腹が空いてくる。 町で買い込んだ北海道食材のなかでも今夜の主役は有名産地・雄武町の毛ガニ。 硬く凍った毛ガニの扱い方がいまいち分からないヒロシは大胆な手段に撃って出る。 北海道の雄大な景色のなか高級毛ガニと格闘したヒロシの長い夜を描く。

  • S03E23 #47「風の森に揺れて」

    • September 14, 2021

    7月下旬の猛暑続きのある日、千葉県中部・長柄町のキャンプ場へと向かうヒロシ。 あまりの暑さに食欲が湧かないとぼやきつつ立寄った地元商店で、旅のはなむけとして大きな氷の塊をプレゼントされる。 そして、緑のトンネルを抜けてヒロシがたどり着いたのは、思いがけず涼やかな風がふきぬける森のキャンプ場だった・・・。 なぜか里帰りの旅に出たようなふしぎな郷愁がただよう真夏のぼっちキャンプを描く。

  • S03E24 #48「真夏の夜 俺の脈拍」

    • September 14, 2021

    風の森でハンモックにゆられて夕暮れをむかえたヒロシ。 ウッドストーブで小さな焚き火を楽しむうち、ふと自分の居場所を眺めてみようと思い立つ。 焚き火とランタンの灯りがほの赤く照らし出すハンモックやザックなど愛用品たち。 その風情に萌えごころをくすぐられ、高まる鼓動に身をゆだねるヒロシは、さらに意外な萌えの境地へとたどり着く。

  • S03E25 #49「蔵出し映像スペシャル(前編)」

    • September 28, 2021

    シーズン2の放送開始から1年の節目に、これまで番組で見せられなかった秘蔵未公開映像を一挙大放出! いつものロケの裏側で起きていた、あんなことやこんなことをヒロシとスタッフが一緒に振りかえる1時間の反省会。 キャンプ場への道中でヒロシがしばしば体験する珍妙な出会いのシーンの数々に、いつしか話しは「ヒロシにとってのキャンプとは?」という深〜いテーマへと煮詰まっていく・・・。

  • S03E26 #50「蔵出し映像スペシャル(後編)」

    • September 28, 2021

    シーズン2の放送開始から1年の節目に、これまで番組で見せられなかった秘蔵未公開映像を一挙大放出! いつものロケの裏側で起きていた、あんなことやこんなことをヒロシとスタッフが一緒に振りかえる1時間の反省会。 キャンプ場への道中でヒロシがしばしば体験する珍妙な出会いのシーンの数々に、いつしか話しは「ヒロシにとってのキャンプとは?」という深〜いテーマへと煮詰まっていく・・・。

Season 4

  • S04E01 #51「ヒロシ緑の秘境へ」/#52「それは短すぎる花火のように」

    • October 6, 2021

    9月上旬のある日、神奈川県相模原市にやってきたヒロシ。 立ち寄ったスーパーで夏の名残りのように売られていた花火を買ってキャンプ場へ向かう。 濃い緑に囲まれた秘境のようなサイトを居場所に定め、おこした焚き火でトウモロコシを蒸し焼きにする。 夏の盛りに2週間の入院生活を送ったヒロシにとって、それは駆け足で過ぎ去った夏に告げるさよなら。 まるで短すぎる花火のように静かな哀愁に浸ったヒロシの一日を描く。

  • S04E02 #53「せせらぎのキャンプ場へ」/#54「夜を待ちきれなくて」

    • October 20, 2021

    埼玉県飯能市、入間川のほとりのキャンプ場にやってきたヒロシ。 平日のためか他のお客の気配もないサイトで居場所を探すうち、河原の大きな岩を見つけて惚れ込んでしまう。 さっそく岩を背にしてたき火を始めようとしたヒロシだったが、突然の雨に見舞われて思いがけない場所でキャンプをすることに。 しかし、惚れた岩の傍でたき火をしたいヒロシの切なる想いはやがて、近くて遠い岩との距離を越えていく・・・。

  • S04E03 #55「いつか遊んだ裏山の森へ」/#56「秋は俺のテント越しに透けて」

    • November 3, 2021

    千葉県いすみ市のキャンプ場にやってきたヒロシ。 広々としたフリーサイトには目もくれず裏山へとつづく道をのぼっていくと、わずかにひらけて秋の陽が射し込む場所を見つける。 少年のころ茂みのなかで秘密基地を作って遊んだ遠い記憶が呼び起こされたヒロシは、思い出をなぞるようにして藪のなかにこじんまりとした居場所をこしらえ焚火をはじめる・・・。 秋風がやさしく肌を撫でるように、穏やかな時間が流れたぼっちキャンプの一日を描く。

  • S04E04 #57「秋の霧ケ峰高原へ」/#58「冷たい夜は夏の君を想う」

    • December 1, 2021

    10月下旬、長野県諏訪市にやってきたヒロシ。 地元の食料品店で鍋の食材を揃えて向かったのは標高1,600mの霧ケ峰高原に今秋オープンしたばかりのキャンプ場。 岩が苔むすカラマツの林間サイトで過ごすか、巨石が散らばる不思議な景色の芝生サイトにテントを張るか、居場所を求めてさまようヒロシに決心をうながした自然からのメッセージとは…。 ひと足早く冬の気配さえ感じさせる秋の高原でひとりの時間が流れてゆく。

  • S04E05 #59「温めたい 俺なりに」/#60「遍歴が教えてくれたこと」

    • December 8, 2021

    雨降る晩秋の山梨にやってきたヒロシはテントで過ごす暇つぶしにと、レンジでチンするタイプのポタージュパイを買ってキャンプ場に向かう。 雨をしのげる森のなかに急いで居場所をこしらえると、さっそくポタージュパイの温めにとりかるヒロシだったがある理由で計画は頓挫してしまう。 思うほど簡単には火の通らないポタージュ、サクッと仕上げたいパイ、あの日から胸にしまったままの言葉。 焚き火とヒロシとポタージュパイが織りなす切ない三角関係の先で彼らが見つけ出した答えとは・・・。

  • S04E06 #61「もう一度あの場所へ」/#62「俺は何かをつかんだろうか」

    • December 15, 2021

    11月初旬の群馬、標高1,400mにある奥利根水源の森のキャンプ場に向かったヒロシ。 2018年秋に初めて訪れて以来の再訪だが、その時起きたある衝撃的な出来事の記憶に心と体を捕われてしまい、テントを張って焚き火を始めてみてもどこかソワソワ落ち着かない。 そして晩秋の冷たい夜がせまる森のなかで、ヒロシは過去の事件と決別するために独り焚き火めしをつくり始める。 思い出から自由になろうと静かに葛藤するヒロシはこの森で何かをつかむのだろうか・・・。

  • S04E07 #63「俺に似た誰かがいる」/#64「ヒロシはしげたと竹に酔う」

    • December 29, 2021

    群馬県安中市のキャンプ場に向かうヒロシ。 立ち寄った地元スーパーで、かつて見たことがないほど充実した手づくり総菜コーナーに迎えられる。 その圧倒的な光景にすっかり舞い上がり、食べきれないほどのお惣菜を買い込んでしまったヒロシだが、その興奮も冷めやらぬままたどり着いたキャンプ場では、さらに萌え心をわしづかみにするあるモノと出会ってしまう。 “大好き”がつぎつぎと襲いかかる怒涛の展開にたじろぐヒロシ。 はたして平穏な時を手に入れることができるのだろうか?