テントのポールを忘れるという大失態をどうにか乗り越え、高原の森に納得のサイトを設営したヒロシ。 日が暮れてオイルランタンに火を灯したところでヒロシの萌えごころも盛大に着火する。森を分厚くおおうコケを照らして浮かび上がる陰影。喜悦に堪えないヒロシのうめき声が闇夜に響き渡る…。 そして今宵の焚火めしで話題になるのは、これまで数えきれないほど炊いてきたコメの水分量について。「はじめチョロチョロ」ではじまるあのコメ炊き法の呪縛から解き放たれて独自の炊飯術を見出したというヒロシの自説が開陳される!