浅間山山麓のキャンプ場に設営したヒロシの居場所に夕暮れがせまる。 雨の降るなかお好み焼きの焚き火めしを平らげるうち、テントもしだいに夜の闇につつまれていく。 火山由来の溶岩石がゴロゴロ転がる無骨な風情に萌えごころを刺激され、ランタンに火を灯したヒロシは胸を打つお宝景色を求めて夜の森をさまよう。