クリスマスが目前にせまったある日、神奈川県・丹沢山麓の町にやってきたヒロシは食材購入のため立ち寄った店でふと思い立って小さなロウソクを買う。 そして到着した川沿いのキャンプ場で、茂みのなかに錆ついた古い鉄板を見つけたところでヒロシの萌え心にスイッチが入る。 日暮れに灯したロウソクの炎のゆらめきと時代ものの鉄板が醸し出す陰影を愛でながら、ヒロシはヒロシなりに聖なる夜を過ごそうとするのだが・・・。