静岡県朝霧高原の富士山を一望するキャンプ場へやってきたヒロシ。 快晴の富士山を目の前にしてもなぜかぎこちない雰囲気。 じつはそのときヒロシの胸には富士山にまつわるにがい思い出がよみがえっていた・・・。 黙々とテントを設営してひとりぼっちで過ごすヒロシが、ふとしたきっかけで探りあてた富士山との和解の糸口とは??