いつもと違うさわやかキャンプもそれなりに楽しめることに気づいたヒロシ。 テントを張ることも忘れて芝生に横たわるうち、晴れ渡る大空の清々しさに胸をつかまれてしまう。 夕暮れどきの刻々と表情を変える雲を愛でながらヒロシの胸が空よりも広く開かれていく・・・。