秩父の渓谷沿いのキャンプ場でゆったりと焚き火を楽しむヒロシ。 ふと、炎の立たない熾火ができている事に気づいたのをきっかけに、この日のメインにと買ったイカを焼き始める。 少年時代、夏祭のイカに憧れた記憶がよみがえり、即席のつけダレを塗っては焼き塗っては焼きを繰り返すヒロシ。 甘辛い思い出を抱きしめながら、ひとり静かにイカを焼きしめていく・・・。