秩父のキャンプ場でひとりの時間を過ごすヒロシ。 日暮れとともに、テント脇に飾った河原の石が陰影ふかく表情を変える。 萌えごころを揺さぶられるまま石にお神酒をそそげば、濡れた石がさらにヒロシの萌えを誘惑していく。 焚き火とランタンとお酒がヒロシと石を赤く染め、胸ざわめかす隠微なぼっちキャンプの扉がひらく…。