近界(ネイバーフッド)最大級の軍事国家アフトクラトルの従属国・ガロプラによる襲撃作戦が開始される。ガロプラはアフトクラトルからボーダーを足止めせよという命令を遂行するため、隊長のガトリンは遠征艇破壊を目標とした作戦を決行、ボーダー本部への侵入を目論む。エネドラから情報を手に入れていたボーダーは迎撃態勢を整えるが、本部を襲撃する人型トリオン兵たちとの基地攻防戦のなか、トリオン兵に化けていたガトリン、ラタリコフ、ウェン・ソーの本部基地内への侵入を許してしまう。遠征艇へ迫る侵入者の背後から、迫るB級隊員の那須と熊谷。そんな彼女たちの前にウェン・ソーが立ちはだかった。 そして基地の外、警戒区域ではA級隊員の三輪、米屋とガロプラ副隊長コスケロの戦闘がはじまろうとしていた――。
太刀川、風間、小南、村上のボーダー攻撃手トップ4 とガトリン、ラタリコフの熾烈な戦いがついに決着!無事遠征艇を守ることに成功。戦闘が終結したかに見えた。しかしヒュースは単独行動に出たレギンデッツと遭遇、母国アフトクラトルへの帰還を望むヒュースだったが、そこに雷神丸と共に陽太郎がやってくる。引き止めるかに見えたがヒュースを温かく送り出そうとする陽太郎。疑念を払えないレギンデッツは駆け引きに出るが、息の合った芝居に引っ掛かり本音と事情を吐露する。母国に捨てられたと知ったヒュースはレギンデッツを「蝶の盾(ランビリス)」で圧倒する。追ってきた迅に対し、ヒュースは自分を何としてでもアフトクラトルへ送り届けろと要求するのだった。