未放送のパイロットエピソード。
都市シュテルンビルトは、様々な人種・民族・『NEXT』と呼ばれる特殊能力者が共存し、その能力を使って街の平和を守る『ヒーロー』が存在する街。会社に所属するヒーロー達は、日夜会社の為にスポンサーを背負って、ポイントが入る事件解決や人命救助に奔走している。その活躍の模様は人気番組『HERO TV』で中継されており、各々キング・オブ・ヒーローを目指し、年間ランキングを争っている。 そんなサラリーマンヒーローの一人、ワイルドタイガー(鏑木・T・虎徹)は、能力発動の5分間はハンドレッドパワーを使える能力者。人気のピークは過ぎているが、ベテランなりに土地勘、経験値を最大限に生かしたパフォーマンスを見せる。会社の命令には従わなければならないのだが、現場判断で目の前の市民の為には器物破損も厭わない、我が道を突き進んでしまうワイルドタイガーは『正義の壊し屋』という不本意な煽り文句が付けられている。そんな虎徹を雇っていた寛大な会社が、突如吸収合併されることに。ヒーロー業一筋の虎徹、このままだと失業に・・・?
新しい雇い主の命令で、ワイルドタイガー(虎徹)の相棒になったのは、バーナビー・ブルックスJr。 TV番組で本名を名乗り、平気で顔出しし、目立つ事が第1の新人の考え方は、ヒーローとして自分なりのポリシーを持っている虎徹とは相容れない。 バーナビーも、会社からの命令ならば仕事として仕方ないとの思いで虎徹とコンビを組む。 そんな中、巨大石像が暴れ回る事件が発生。自分のやり方を見せ付けようと躍起になる虎徹だったが、慣れない新スーツの扱いに手間取り、バーナビーの足を引っ張ってしまう。会社からも「虎徹の立場はバーナビーを引き立てる2番手」として念を押される。 離れて暮らす娘(楓)との久々の再会の約束もあり、虎徹は事件解決を焦るが、コンビの2人がお互いを信用していないので、全く息が合わず、楓が危険に晒されてしまう。 虎徹は無事娘を守ることが出来るのか?
アポロンメディアのヒーロー、ワイルドタイガー(虎徹)とバーナビーの2人はコンビが売りだったが、相変わらず意見も息も合わない。上司からは期待の新人ヒーローの足を引っ張っていると一方的に責められる虎徹。 『HERO TV』プロデューサー(アニエス)の企画として、今人気急上昇中のバーナビーのプライベート密着取材が始まる。彼に対してのコメントを求められる各社のヒーロー達は、皆一様に歓迎ムード。一方、適当に答えた虎徹は、視聴率主義のアニエスに説教され、仕事の一環として仕方なしに要望に応じる事に。 街の平和を守ることがヒーローの仕事だと思っている虎徹なので、コンビ売りとして無理やり取材に同行させられる事に不服だったが、カメラ前の取材中はメディアの求める「ヒーロー」を演じ、そつ無く対応するバーナビーの徹底ぶりを見て、彼なりに『仕事としてのヒーロー』のポリシーがあるのだと気づく虎徹。 PRも兼ねた新名所のビルに、憧れのヒーロー「レジェンド像」があり、ようやくテンションの上がる虎徹。 突如ビルの非常警報が鳴り響き、爆弾を仕掛けたという脅迫電話が!
エピソード1〜13の要約。
舞台となるのは、巨大都市「シュテルンビルト」。この街には様々な人種、民族が集い、その中には「NEXT」を呼ばれる能力者も存在した。かつては偏見と迫害の時期もあったNEXTだが、現在は平和に市民と共存している。 そのために大きな役割を果たしているのが、NEXT能力を使い街の平和を守るヒーロー。ヒーローたちはただ平和を守っているだけではない。彼らにも生活があり、スポーツ選手のように企業のヒーロー事業部に属し、スポンサー企業のロゴを背負って、事件解決や人命救助に奔走する。その様子は人気TV番組「HERO TV」で中継され、働きに応じて加算されるヒーローポイントで決まる年間ランキングを競っている。 現在シュテルンビルトで働くヒーローは個性豊かな面々。そのうちの一人、ピークを過ぎたベテランヒーロー、ワイルドタイガー(鏑木・T・虎徹)は、市民の安全のためには器物損壊も厭わない不器用な熱血漢。しかし人気は下降気味で崖っぷちに立たされている状況。そんなワイルドタイガーが会社から命じられたのは、新人ヒーローのバーナビー・ブルックスJr.とコンビを組むことだった。ヒーローとして能力は高いが、生意気なバーナビーと頑固者の虎徹のコンビは果たしてうまくいくのか……。
エピソード14-25の要約。
The Sound of Tiger&Bunnyオーケストラコンサートで、次のバンドパフォーマンスに向けたヒーローの準備についての短いスペシャルが放映されました。