崖が崩れて、海の上に土が盛り上がり、小さな島が出来た。 ぼのぼのはそれを自分の島にする。島に上がって、「ボクの島だぁ!」と喜んだぼのぼのは、まず何をしたらいいのかとお父さんに聞く。お父さんは島で寝そべることを勧めた後、家を作ろうと提案する。ぼのぼのはさっそく家の材料を集め始める。
アライグマくんがガムのように、何かをクチャクチャと噛んでいる。 ぼのぼのが聞くと、それはアライグマくんが発明したカミーニョという食べ物だった。食べるのではなく、噛むだけの食べ物だという。興味津々のぼのぼのは、アライグマくんから貰って口に入れてみるが、少し噛んで返そうとしたり、口から出して休憩したりと、楽しみ方がわからない。
ぼのぼのは風邪をひいてしまった。 お父さんは大きい石の両端にぼのぼのの額と自分の額をあて、石の両端を手で触り「熱はない、ね」と言う。シマリスくんは片方の手をぼのぼのの額に、もう片方を自分の額にあて、両手を合わせ「熱はないわね」と言う。それぞれ測り方があるようだ。ぼのぼのは風邪を治す方法はないかとシマリスくんに聞いてみる。
お父さんがいない間、ひとりでお留守番をすることになったぼのぼの。 遊びにきたシマリスくんといろいろな「お留守番のやりかた」を試していると、ぼのぼののお父さんが大切なものをしまっていた岩の下に、穴が空いているのを発見する。しかも、お父さんの大切なものまでなくなってしまっていた。慌ててあちこち探し回る2人だが……。
お父さんの留守中に、お父さんの大切なものが盗まれてしまった。ぼのぼの、シマリスくん、アライグマくんの3人は犯人を探すものの、まったく見当がつかない。岩の上でジャンプしてみたり、怒られる練習をしてみたり、いろいろ試してみるけれど、お父さんの大切なものは戻ってこない。そうこうしているうちに、お父さんが帰ってきた。
ぼのぼのは海辺で謎の長い物を拾う。持ち帰って飾っておいたのだけれど、次の日、謎の長い物はこつぜんと姿を消してしまった。長い物の正体も、行方もわからないぼのぼのの頭の中に浮かぶ、こわい考え。もしあの長い物が風に飛ばされて、次々と誰かに刺さってしまったら、そうしたらきっと「しまっちゃうおじさん」がやってくる……。
貝を割るときに使っていた、お気に入りの石が割れてしまった。新しいぼのぼのの石を探すため、スナドリネコさんからアドバイスをもらって、入り江までやってきたぼのぼのとシマリスくんとアライグマくん。確かに石がたくさんあって、好きな石もたくさん見つかった。しかし、どの石がぼのぼののことを好きな石なのか、ぼのぼのにはわからない。
みんなで遊んでいたら、アライグマくんが突然「俺、今さびしくなるぞ」と言い出した。さびしくなるってどんな感じだろう?歯磨きしてる時?お父さんにもう寝るよと言われた時?想像をめぐらせるぼのぼのとシマリスくん。一方、アライグマくんはアナグマくんの所へ。どうしてさびしくなるのか悩むアライグマくんの胸に、アナグマくんのある一言が突き刺さる。
ぼのぼのは歩くのが好きだ。しかし、どうして好きなのかがわからない。シマリスくんと一緒に考えてみるが、はっきりした答えはでない。アライグマくんにも聞いてみようと、アライグマくんの家を訪ねる2人。しかしアライグマくんは留守。代わりにいたのは、アライグマくんのお父さんだった。2人はアライグマくんのお父さんにも歩くことの面白さを説明し始める。
シマリスくんの家に、シマリスくんの暴れん坊な姉・ショーねえちゃんが遊びにきた。宝物を捨てられたり叩かれたり、さんざんいじめられ、たまらず逃げだすシマリスくん。しかしけっきょく、居合わせたぼのぼのまで一緒に捕まってしまう。すると「おやめなさい」と誰かの声……颯爽と現れたのは、シマリスくんのもう1人の姉・ダイねえちゃんだった。
ぼのぼのとシマリスくんが、新しい遊びを思いついた。それは「相手に向かって歩いて行き、ぶつかる寸前になっても止まらず、そのままぶつかる」という謎の遊び。さっそくアライグマくんに教えにきたのだが、面白さがわからないアライグマくんは一緒にやってくれない。さらにアライグマくんは2人に「もっとスリルのある遊びにしよう」と持ち掛け……。
スナドリネコさんが道端に落ちているものを拾っては眺めている。その様子を見かけたぼのぼのが何をしているのか尋ねると、スナドリネコさんは「遊んでるのさ」と答えた。落ちている物を拾って、どうしてそれがそこに落ちているのか考える遊びなのだという。モドリウサギの歯、チョウツバキの花びら。ふたりは色々な物を拾っていく。
スナドリネコさんが道端に落ちているものを拾っては眺めている。その様子を見かけたぼのぼのが何をしているのか尋ねると、スナドリネコさんは「遊んでるのさ」と答えた。落ちている物を拾って、どうしてそれがそこに落ちているのか考える遊びなのだという。モドリウサギの歯、チョウツバキの花びら。ふたりは色々な物を拾っていく。
シマリスくんの家に、またショーねえちゃんが遊びに来た。ショーねえちゃんからのあいかわらずの理不尽に耐えかねたシマリスくんは、ショーねえちゃんに決闘を申し出る。シマリスくんが勝ったらもう自分をいぢめないこと、ショーねえちゃんが勝ったらなんでも言うことを聞くことを条件に、姉弟は決闘の約束をするが……。
ぼのぼのが昔持っていた、ぐにゃぐにゃした形の石。大事にしまっておいたのに、どこにしまったのか忘れてしまった。その石を『ペイジンさん』と呼んでいたことを思い出したぼのぼのは、今度こそ忘れないように地面にメモを書き残す。しかし、ずっと覚えているためにはメモを書いた場所から離れてはならないという面白い事実に気づく。
いつも楽しいことを探しているぼのぼのの友達・フェネギーくん。ある日、楽しいことを求めて地面を掘っている時にふと「あ~あ」と思うことの面白さに気づく。「あ~あ」が面白ければ、世の中から面白くないものはなくなるのかもしれない。フェネギーくんは、さっそくぼのぼのやシマリスくんに「あ~あ」の面白さを伝えに行く。
『石の木』は大きな石が木の上にのっかっている、とてもふしぎな木だ。ぼのぼのとシマリスくんは石の木のなりたちを、木の芽が成長しながら大きな石を持ち上げていったのだと想像する。本当にそうなのか確かめようと、石の木に登り始めるアライグマくん。しかしその拍子に、大きな石が木の上から転がり落ちてしまった!
大きなモヤモヤ雲が、山の向こうから森へ流れてきた。「雲は気持ちを運んでくるものだと思うのでぃす。あの雲が森の上にきた時、みんなの気持ちはモヤモヤになってしまうでぃしょう」……シマリスくんは力説するが、アライグマくんは信じようとしない。本当にモヤモヤした気持ちになるのか、ふたりは賭けをはじめる。
ダイねえちゃんとショーねえちゃんがシマリスくんの様子を見にやってきた。あいかわらずシマリスくんをいぢめるショーねえちゃんをいさめてくれるダイねえちゃんだが、シマリスくんのクルミを見るや、その表情がくもる。「クルミを手放せない限り、あなたに自立はないと言ったはずです」と、ダイねえちゃんの説教が始まってしまい……。
空を飛びゆくコウモリを見かけたぼのぼの、シマリスくん、アライグマくん。コウモリが嫌いなシマリスくんに対し、コウモリは逆さにぶらさがって眠る、超音波もだせる、だからすごいと熱く語るアライグマくん。しかし、いまいちぼのぼのとシマリスくんには伝わらない。アライグマくんはコウモリが住む岩場へ2人を連れていくことにする。
今日のスナドリネコさんはなにやら落ち着かない。誰にも見つからないようこっそりと向かった先は『クモモの木』。クズリくんのおとうさんに連れられ、ぼのぼのたちも合流する。どうやら今日ここで「モズレア」という現象が起こるらしい。スナドリネコさんが楽しみにしていた「モズレア」とは、いったいどんな現象なのだろう?
アナグマくんは一見なにを考えているのかわからない、アライグマくんの友達だ。ある日、アナグマくんが背中に石を結いつけてでんぐり返りをする不思議な遊びをしているのを見かけたアライグマくんは「なにか他の遊びをやろうぜ」と提案する。しかしどんな遊びを試してみても、アナグマくんの感覚はアライグマくんとはずれていて……。
ある日、ぼのぼのがシマリスくんを訪ねると、シマリスくんが浮かない表情でため息をついていた。これからおとうさんと散歩に行くのだという。「お父さんとする散歩はすごくいやなのでぃす」と語るシマリスくんに同行することになったぼのぼのは、シマリスくんのおとうさんの「道」に対する強いこだわりを目の当たりにする。
シマリスくんの家に、泥のかたまりが投げ込まれた! 怒ったシマリスくんは犯人を見つけてやろうと決意し、推理をしはじめる。しかし、こんないたずらをしそうなアライグマくんにはアリバイがあり、ショーねえちゃんもシロ。事件は迷宮入りかと思われたその時、シマリスくんは全身泥だらけのアナグマくんを見かける――。
「ぼのぼのくんはさぁ、最近楽しい?」フェネギーくんがつまらなさそうな顔をして、ぼのぼのの所にやってきた。いわく、なんだか最近楽しくない。そしてそれには大きな理由――火山が噴火したとか、ミミズが竹馬したとか――が、あるに違いないというのだ。本当の理由を探るため、ぼのぼのとフェネギーくんは友達の所へ相談しに行く。
ぼのぼののおとうさんがひとりで旅に出るという。なんでも山の向こうの、今ちょうど雲が二つある場所まで行ってみたくなったらしい。ぼのぼののおとうさんのひとり旅は、いつもそうやって始まるのだ。「おとうさんはどんな旅をするのだろう?」その様子を見てみたくなったぼのぼのは、こっそり後をつけてみることにする。
何度教わっても、ぼのぼのは魚とりができない。今日もおとうさんにやり方を習ったものの、やはり魚はとれなかった。どうしてうまくできないのか悩んだぼのぼのは、スナドリネコさんに相談しに行く。それはぼのぼのがあわててしまうのが原因だ、と答えたスナドリネコさんは、ぼのぼのにあわてたりしなくなるオマジナイをかける。
森にある小さな崖が崩れた。それを聞いたクズリくんのおとうさんが「昔あった崖崩れはもっとすごかったよ」とつぶやいたことがきっかけで、アライグマくんはもっと大きな崖崩れが見たくてしょうがなくなってしまう。近くの岩場で崖崩れを起こそうと、ぼのぼのとシマリスくんと一緒にいろいろな方法で崖を崩してみようとするが……。
おばさんに薬を届けに行くというダイねえちゃんに、ついていくことになったシマリスくん。おばさんの家に行く途中には危険がたくさんあるため、その危険からダイねえちゃんを守らなければならない。道の真ん中に突きでているとんがった岩、変なカオを見せようと飛び出してくるぼのぼのなどをかいくぐり、ふたりは道を進んでいく。
シマリスくんがダイねえちゃんによく言われているコトバ『ジリツ』。ジリツの意味がわからないぼのぼのはシマリスくんと一緒に、アライグマくんに話しを聞きにいく。アライグマくんはもうジリツしていて、その証拠に昔持ち歩いていた切り株を捨てたという。もっとジリツについて知りたいぼのぼのは、スナドリネコさんにも聞きに行く。
またまたやってきたショーねえちゃんから、なんとか隙を見て逃げだしたシマリスくん。文句を言いながら歩いていたら、偶然通りかかったぼのぼのとアライグマくんに出会う。おねえさんに会ったことがないアライグマくんがねえちゃんを見せろと言い始めたため、ふたりを連れてショーねえちゃんのもとへ戻るシマリスくんだが……。
「世の中には自分にそっくりなやつがふたりはいるそうだぜ」というアライグマくんの言葉で、ぼのぼのは自分にそっくりな子に会ってみたいと考える。あちこち探したり、クズリくんのおとうさんに聞いたりするもののなかなか見つからない。アナグマくんがぼのぼのにそっくりな子を見たことがあるというので、ついていってみると……?
最近、シマリスくんがタネを拾って育てている。一生懸命タネの面倒を見ている様子を見ていたら自分も育ててみたくなったぼのぼのは、シマリスくんとタネ探しに出かけることに。さっそく落ちているタネらしきものを見つけたが、それが本当にタネなのかわからない。タネかどうかを確かめるため、シマリスくんはキケンな方法に打って出る。
ぼのぼのが育てていたタネが芽を出した。しかし、変な草かもしれないとアライグマくんに忠告されてしまう。トゲがあったり、変な虫がわいたり、寝ている時に耳に水を入れてきたり、世の中には変な草がたくさんあるのだ。ぼのぼのが心配していると、おとうさんが変な草かどうかはニオイをかげばわかるかもしれない、と教えてくれる。
「シマリスくん、昨日なにしてた?」「昨日はね、ちょっとおとうさんの所に帰ってたの。ぼのぼのちゃんは、なにしてたの?」「ぼくは魚獲りの練習をしてたよ」とりとめのないぼのぼのとシマリスくんの会話。それを聞いていたアライグマくんは、そんな話をして面白いのかと問い詰める。つまらない会話をする理由を、3人は考え始める。
ぼのぼのの所に遊びにきたフェネギーくんが、手品を見せてくれた。新しい趣味なのだという。シマリスくんにも趣味がある。めずらしい葉っぱを集めて、10枚たまったら崖から投げ捨てるのだ。ぼのぼのも貝で地面をとんとん叩いてから食べるのが好きだが、それは趣味じゃないと言われてしまう。趣味って、どういうものなのだろう?
ぼのぼののおとうさんの古い友達が訪ねてきた。名前はスレイさん。子供の頃を懐かしみながら海岸を散歩するふたりだが、その会話はどこかぎこちない。一方その頃、シマリスくんから「大人になると友達はいなくなるのよ」と聞いてショックを受けたぼのぼのは、おとうさんとスレイさんに、友達ならその証拠を見せてとせまる。
スナドリネコさんが突然いなくなってしまった。もう3日以上いないのだ。クズリくんのおとうさんなら何か知っているかもしれないと考え、ぼのぼのとシマリスくんはクズリくんの家へと向かう。しかしその途中で、アライグマくんやクズリくんと出会ったり倒木や足跡を発見したりと寄り道を繰り返し、なかなかたどり着くことができず……?
突然いなくなったスナドリネコさんを探しに出かけたぼのぼの、シマリスくん、アライグマくん。しかしその道の途中で、スナドリネコさんの爪や、血のあとを発見。ぼのぼのは、こわい考えを巡らせる。もう近くにいると考えたアライグマくんは匂いをかいで、シマリスくんは大声を出して、スナドリネコさんを見つけようとする。
シマリスくんのおとうさんとまた一緒に散歩することになったぼのぼのとシマリスくん。もともと散歩が好きだったぼのぼのは、シマリスくんのおとうさんと意気投合。好きな所へ歩ける、好きな方へ曲がれる、それから好きな所で止まれる。散歩ってサイコー!と盛り上がる。呆れたシマリスくんは、何がそんなに面白いのかと問い詰める。
退屈で仕方ないアライグマくんは、森の中をあちこち歩いてみることにした。すると、ひとり川辺でくつろぐスナドリネコさんを発見。「誰か知り合いに会っても声をかけたりしないで、なにをしているのか見ていましょう!」アライグマくんはたったひとり、だれも聞いていないのに、スナドリネコさんの様子を実況しはじめる!
知らないひとに「ポテ助さん」と呼び止められたぼのぼの。ポテ助くんは、ぼのぼのとそっくりなのだという。ずっと前から自分とそっくりな子に会ってみたかったぼのぼのは、シマリスくんとアライグマくんと一緒に、ポテ助くんに会いにいくことに。呼び止めた相手、キン吉の案内で川まできたぼのぼのだが、そこにポテ助くんの姿はなく……。
「スナドリネコさんはね、キズだらけだったんだよ。スナドリネコさんはね、すごく疲れていたんだよ。」今より少し前、ぼのぼのとスナドリネコさんが出会った日のこと。嵐が通りすぎた次の日、ぼのぼのは海岸に打ち上げられたキズだらけのスナドリネコさんを見つける。ぼのぼのは、意識が戻らないスナドリネコさんをお世話し始めた。
三日後に森で大変なことが起きるという噂が広まっていた。ある大きな岩に、そんな言葉が書かれていたというのだ。一体どんなことが起きるのだろう。ぼのぼのとシマリスくんはアライグマくんに言われ、とにかく大変なことの兆候を見逃さないように三日間を過ごすことに。ふたりで目を光らせていると、あちこちでおかしな兆候が……!?
「三日後にこの森にたいへんなことが起きるぞ」大きな岩にそう書き残されてから、とうとう三日たった。ただのイタズラだと言うシマリスくんに対し、本当かもしれないと意見を曲げないアライグマくん。ぼのぼのたちは森を見渡せるクモモの木の丘で、本当に何か起きるのかどうか、見守ることにする。
アライグマくんから、「フェネギーが不良になった」と聞かされたぼのぼのとシマリスくん。道にツバは吐く、木の皮ははがす、回し蹴りはする、なかなかの不良ぶりらしい。一体どうしたのかとフェネギーくんの様子を見に行くと、そこには怠そうにしゃがみ、くちゃくちゃ木を噛む、いかにも不良なフェネギーくんがいた!
ぼのぼのがフシギな形の道具を拾った。シマリスくん、アライグマくんと一緒に持ち主を探していると、通りかかったショーねえちゃんが、その道具は自分たちのおじさんの物だと言う。頑固で厳しいおじさんが苦手なシマリスくんは逃げ出そうとするが、ショーねえちゃんにつかまってしまい、おじさんの所へ行くことになってしまう。
滝を見たことがないぼのぼのとシマリスくん。アライグマくんから「滝ってのは、川がどーんと落ちる所だ!」と聞かされ、ぼのぼのの想像はまったく違う方向へ。アライグマくんはぼのぼのに本物の滝を見せてやろうと、ずっと遠くにある山へ、ふたりを連れて出発した! 途中、日も暮れ始め、今日は野宿することになるが……。
滝を見るために、一路、遠い山のふもとまで向かうぼのぼの、シマリスくん、アライグマくん。川を越え、一本橋を渡り、茂みをかき分けて、とうとう大きな滝にたどり着いた! 自分が見ていない時も滝は落ち続けていることがフシギでならないぼのぼのは、「滝は誰も見ていない時もずっと落ちていて疲れないのかなぁ」と考える。
「おとうさん、お腹空いたよ~」おとうさんに泣きつくクズリくん。クズリくんのおとうさんは、そろそろクズリくんがひとりで食べ物をとれるようにならなければいけないと、狩りの方法を教えようとする。しかしどの方法を使っても、うまくいかないクズリくん。もう自分にはできないと屁理屈を言い始める。
アライグマくんがおとうさんとケンカした。「もうあのオヤジには愛想がつきた!オレはオヤジと別々に暮らすぞ!」と宣言して、家を飛び出してしまった。ぼのぼのとシマリスくんを引き連れ、ひとりで暮らすための家を探しに出かける。ショーねえちゃんから「南の森がいい。西の森はだめだ」と聞き、アライグマくんが向かった先は……?
「スナドリネコさん、ニクキュウ見せて」みんなのニクキュウを見せてもらっていたぼのぼの。スナドリネコさんは知り合いのヒグマのニクキュウを見せに連れていく。ヒグマのニクキュウは、スナドリネコさんのニクキュウの5倍はあるという。しかし、案内されてたどり着いた洞窟からでてきたヒグマはぼのぼのを見るなり……!?
その広場はアリもミミズもいないのに、地面にポツポツ穴があく。まわりの木々から落ちた雨のしずくが地面をうがったわけでもない。ただ自然にポツポツと穴があくのだ。アライグマくんはそんなおかしな場所があるわけないと言うが、ぼのぼのはむしろ、世界がこんなに広いのなら、そんなおかしな場所があってもいいんじゃないかと話す。
スナドリネコさんに、ヒグマさんと話している間、ヒグマさんの子供・コヒグマくんを遊びに連れていくように頼まれたぼのぼの。しかし、しゃべれるようになったばかりのコヒグマくんは、ぼのぼののマネをして遊んでばかり。ぼのぼのはコヒグマくんの扱いに困りながらも、シマリスくんとプレーリードッグくんのところへ遊びに行くことにする。
森でよくカチカチ鳴いているキロキロムシ。近づいても逃げないが、捕まりそうになると逃げようと走り出す。しかしまっすぐ走れないのか、一度走り出すとどこに向かうのかわからない。「今日はどこに行くのかなぁ?」ぼのぼのとシマリスくんは、キロキロムシの後についていってみることにする。
アライグマくんはまた決心した。ずっと顔を洗わないとどうなるのか試すというのだ。2週間たつと顔がかゆくてイライラして草をむしり始め、そしてとうとう一ヶ月がたった。アライグマくんの顔は一体どうなってしまったのだろうか……? ぼのぼのとシマリスくんは、おそるおそるアライグマくんの家へ向かう。
水平線に広がる入道雲を見て「ああ、夏だなぁ」と感じたぼのぼのは、つい気持ちがわくわくして走り出してしまう。夏だなあと感じた時、みんなはどうするんだろう? プレーリードッグくんが指さした方へ歩いて行くと、そこには「夏屋」と書かれた看板と、風に揺られる風車がひとつ。ぼのぼのは誘われるように、「夏屋」へと足をふみいれる。
水平線に広がる入道雲を見て「ああ、夏だなぁ」と感じたぼのぼのは、つい気持ちがわくわくして走り出してしまう。夏だなあと感じた時、みんなはどうするんだろう?プレーリードッグくんが指さした方へ歩いて行くと、そこには「夏屋」と書かれた看板と、風に揺られる風車がひとつ。ぼのぼのは誘われるように、「夏屋」へと足をふみいれる。
「ヒグマの大将」――かつてスナドリネコさんと決闘し敗北した、ぼのぼのたちの住む森の大将。彼はスナドリネコさんに負けた後、谷の向こうの山でひとり、ひっそりと暮らしていた。その大将が、山から下りてきた。彼がもう一度、スナドリネコさんの前に現れる。一方ぼのぼのは、コヒグマくんと魚とりの練習に出かけるが……。
魚をうまくとれないぼのぼのは、コヒグマくんに魚のとり方を教えてもらう。しかし、なかなかうまくとれない。何度も挑戦しているうちに、あたりはすっかり日が暮れてしまう……。一方、クモモの丘の上ではスナドリネコさんとヒグマの大将が、森で一番強い者の座をかけて決闘していた。
ものすごくおもしろい話を思いついたフェネギーくん。みんなにも教えてあげようと、早速ぼのぼののところへやってきた! しかしぼのぼのはおらず、いたのはぼのぼののおとうさん。代わりにものすごくおもしろい話を聞いてくれるというのだが、おとうさんは途中で笑い始め、話が進まない。フェネギーくんは、他の誰かに聞いてもらおうと森へ出かけていく。
「ペッタリ岩にはいるんだよ。見た者は生きて帰れないそうだぞ……」シマリスくんは、ショーねえちゃんからユーレイがでるペッタリ岩の噂を聞く。ショーねえちゃんの言うことなんて、と信用していないシマリスくんだったが、ぼのぼのにどうしてもと頼まれ、ペッタリ岩に行くことになってしまう。暗い洞窟の奥にいたのは……。
ある日、退屈したぼのぼの、シマリスくん、アライグマくんは、新しい遊びを考えることにした。しかし、ぼのぼのとシマリスくんの考えたドングリを踏んだり草や石をほじくり出したりする遊びは、アライグマくんに怒られて却下されてしまう。アライグマくんは、ぼのぼのが持っている貝を転がしてできる遊びを考えられないかと思いつく。
ぼのぼのは道でやたらと頭の大きいウサギさんとすれちがった。「どこかで見たことのあるウサギさんだなぁ。どこで見たんだろう?」そのウサギさんが気になったぼのぼのは、後についていってしまう。ウサギさんの名前はポポスくん。ポポスくんは、ぼのぼのをまったく知らないという。一体、ぼのぼのはポポスくんをどこで見たのだろう?
山の向こうに浮かんでいるフシギな形の雲。気になって見上げていたぼのぼのに、おとうさんが声をかけた。「雲の下はどうなってるのかなぁ。見に行ってみると、いい、よ」おとうさんにすすめられ、ぼのぼのは初めてのひとり旅に出発。最初は緊張していたが、だんだんと楽しくなってきた。しかし、草原で振り返るとそこにいたのは……?
クルミを投げて穴に入れるのが得意なシマリスくん。「ああ、ライバルがほしい!」そういきり立つシマリスくんに、ぼのぼのたちは『ジョボくん』という石投げの名人の噂を話して聞かせる。ジョボくんがいるという川辺に向かうと、シマリスくんよりも小さい気弱そうな子供がひとり、座り込んでいた。……もしかして、彼がジョボくん?
「耳カキはいいよなー……ほ~、気持ちいい~」アライグマくんが耳カキをしているのを見かけたぼのぼの。ふたりで耳カキをしていると、耳カキ中はついついしかめっ面になったり、心地よさそうな顔になったり、笑顔になったりしてしまうことに気づく。ふたりはどちらがより耳カキらしい顔をして耳カキしているかでケンカになり、耳カキ勝負をしはじめる!
そよ風に揺れる草を見つめていたぼのぼのは、ふと新しい遊びを思いつく。「そうだ。今日は風となかよくしてみよう」立ち上がり、ただ風に吹かれるぼのぼの。ふいに吹いた強い風にあおられるまま、コロン……とひっくり返る。ややして起き上がったぼのぼのは確信した。「これは面白いぞぉ!」ぼのぼのは早速、シマリスくんの所へ向かう。
ぼのぼのは、フェネギーくんから脇の下に挟むとすごくイタいトゲボンボリをもらった。大事なものを入れている木の洞にしまおうとするが、中がいっぱいで入らない。おとうさんからいらないものは捨てるよう言われるものの「今日はいらないけど明日はいるかもしれない。今日はいるけど明日はいらないかもしれない……」と、なかなか捨てられない。
お腹が空かないようにいつも貝を持ち歩いているぼのぼの。しかしその日はアライグマくんにひとつあげてしまい、もうひとつはどうやって食べるのか見せるために割って食べてしまう。貝がなくなってしまった……次にお腹が空いた時のことを考えて困りだすぼのぼの。呆れたアライグマくんは、後に困ることをどうして今困るのか問いただす。
これは赤ん坊の頃のボクと、おとうさんのおはなし――。おとうさんは、ぼのちゃんに食べさせようといろいろな魚や貝をとってきた。でも、石を口にいれようとしたり、貝を割らないでそのまま食べようとしたり、うまく食べられないぼのちゃんにおおあわて。なんとかごはんを食べさせて、さあ、今度はたちあがる練習をはじめよう。
「な、無い……無い、無い、無~い!」シマリスくんがとっておいた、おいしいクルミが家からこつぜんと消えてしまった。誰かに盗まれたにちがいない! シマリスくんは、犯人はショーねえちゃんだと断定し、ぼのぼのと一緒にショーねえちゃんの所へ走る! しかしその道の途中で、様子のおかしいダイねえちゃんを見つけ……。
今日は魚が食べたくない気分のぼのぼの。好き嫌いせずに食べなきゃいけないと諭したおとうさんは、魚にコンブを巻いて食べてみるようにすすめる。すると……「おいしい!」お料理すると、食べ物がもっとおいしく食べられることに気づいたぼのぼのは、アライグマくんの好物のケマムシの抜け殻をお料理しようと考える。
ぼのぼののおとうさんがお腹を押さえて苦しんでいる。すごくお腹が痛いというのだ。お腹が痛いのを紛らわせるために痛い部分をくすぐったり、崖から海へ飛び込んだりしているおとうさんを見て心配したぼのぼのは、クズリくんのおとうさんに、お腹の痛みを抑える葉っぱをもらってきた。これでおとうさんのお腹は治るのだろうか?
面白いものがあると聞いて、森から遠く離れたひと気のない山奥にやってきたぼのぼの、シマリスくん、アライグマくん。すっかり道に迷ってしまい、帰ることができなくなってしまった……。不安になってきたその時、いかにも恐ろしい叫び声が山中にとどろいた! この山には怪物がいる? 怯えるぼのぼのたちだが、その声の主はというと……。
アライグマくんがケンカで負けてフヌケになっていた。誰に負けたのかと尋ねたぼのぼのとシマリスくんがアライグマくんに案内された先にいたのは、アカカくんというとても小さなイタチの子供。あのアライグマくんがどうしてあんな小さい子に負けたのだろう? アライグマくんは、アカカくんに負けた時のさんざんな状況を話し始める。
アライグマくんがケンカで負けたイタチの子供・アカカくん。彼に勝つため、アライグマくんは特訓を積んでいた。ひたすら逃げながら、地形やワナを使ってアライグマくんを陥れるのがアカカくんの戦い方。アライグマくんは、アカカくんの戦い方を真似して再度ケンカを挑むことにしたのだ。最初はうまく追いかけていたアライグマくんだったが……。
「おねえちゃん!決闘でぃす!」今日も今日とていじめられ、我慢の限界に達したシマリスくんは、ショーねえちゃんにまたまた決闘を申し出る。決闘は3日後。しかし――「今日はもう帰ってくだせい!」「いいじゃん。どうせ3日後決闘するんだし」ショーねえちゃんは決闘までの3日間、シマリスくんの家に居座ると言い始めた!
ある日、ぼのぼのとシマリスくんが歩いていると、曲がり角から走ってきたアライグマくんとぶつかってしまう。「なんでぶつかってきたんだよ!」アライグマくんに怒られたぼのぼのとシマリスくんは、ぶつかる少し前にぼのぼのが貝を落として拾った時間がなければ、うまくすれ違っていたはずだと考える。どうすれば誰かとぶつからずに、うまく道を歩けるのだろう?
「ヘンだよね~ ヘンだよね~ だれかがヘンだよね~♪」ヘンな歌が頭から離れなくなってしまったぼのぼの。シマリスくんとフェネギーくんに助けを求め、遊んで気を紛らわしたり、頭から離れるまで歌い続けたりするものの、どうしても頭から離れない。さらにそのヘンな歌は、ぼのぼのだけでなくシマリスくんの頭からも離れなくなり……!?
テントウムシくん。とても小さな彼は、静かに休める場所を探して森のあちこちを飛び回る。しかし、しあわせを呼ぶテントウムシがいるという噂が広がり、アライグマくんはそのテントウムシを食べてみたいと言い始め……。テントウムシくんが見ていた、ぼのぼのと森の仲間たちのなんでもないある騒動のおはなし。
「この顔どうかな? この顔!」いつもみんなにヘン顔を見せて、笑わせようとしているヤマビーくん。今日も新しいヘン顔を考えついて、ぼのぼのたちに見せにきた。うんざりしたシマリスくんとアライグマくんは、ヤマビーくんよりも面白い顔ができる子を見つけたらヘン顔を見せにくるのをやめるようにと約束をとりつけ、ヘン顔が得意な子を探しはじめる。
「こんなことをする子は誰かなぁ?さあ、しまっちゃおうねぇ~」「うわ~!うわ~!もうだめだ~~!!!」……しまっちゃうおじさんの夢を見たぼのぼの。話を聞いたシマリスくんは、次に夢に出てきたら、しまわれた後の岩の中がどうなっているか確かめるように提案する。ぼのぼのは、しまっちゃうおじさんのヒミツに迫っていく――。
海でおよぐ練習をしているぼのちゃんとおとうさん。まだまだゆっくりだけど、ちかくの岩場までちゃんとおよげた。まだあるけないのに、こんなにおよげるなんてすごい! おとうさんは、今度はぼのちゃんを近くの川までつれていく。ぼのちゃんに川をみせていると、よろよろ、ふらふらしながらあるく、アライグマの赤ちゃんがやってきた。
ドーン――早朝の森に響き渡る、正体不明の大きな音。ぼのぼのも、シマリスくんも、アライグマくんも飛び起きた。あの音は何だったんだろう? ぼのぼのたちは音の正体を探るため、音のした方へ向かう。しかしその途中で、コワイ顔のリスのおじさんに道をふさがれてしまった。なんとか通りたいぼのぼのたちは色々な方法を試すが……。
最近だれかがスナドリネコさんの家の前に魚を置いていく。あやしいので食べずに捨ててしまうのに、毎日かならず置いていくのだ。クズリくんのおとうさんに話すと、せっかくだから探し出してお礼を言うべきだという。あまり気乗りのしないスナドリネコさんだが、クズリくんのおとうさんに連れ出され、魚を置いていく誰かを探し始める。
「デスガイニーの葉」……なんでもすごく苦いらしい。アライグマくんは、ぼのぼのとシマリスくんを誘って、デスガイニーの葉がどれくらい苦いのか確かめに行くことにする。デスガイニーが生えている森に行くと、その特徴にあてはまる葉っぱがたくさん生えていた……。どれが本物かわからないぼのぼのたちは、その葉っぱを次々と食べ始める!
ショーねえちゃんが帰ってこないので、行方を捜すことになったシマリスくん。でも、いつもショーねえちゃんにいじめられているシマリスくんはやる気なさげ。仕方なくぼのぼのと一緒に捜していると、ショーねえちゃんの知り合いのチョイ悪オヤジ・ジロッキさんと出会う。ジロッキさんはショーねえちゃんが帰らない理由に心当たりがあるようで……?
アライグマくんが、ペットを飼い始めた。ウマちゃんという虫なのだ。アライグマくんはウマちゃんがかわいくて仕方ない。ぼのぼのとシマリスくんも、葉っぱをあげたり、芸を覚えさせたり、ウマちゃんと一緒に遊んで楽しい日々を過ごしていた。しかしある日、ウマちゃんが姿を消してしまう。
「ねえ、何を考えているのか当ててみせようか」フェネギーくんは、みんなの考えていることがわかるのだという。本当かどうか疑ったシマリスくんは、いろいろな住人たちの考えていることを当てるように言うが、フェネギーくんの答えはすべてはずれ。見かねたぼのぼのはフェネギーくんに、自分の考えていることを当ててほしいと申し出る。
シマリスくんは葉っぱを体にかけて寝るのが好きだ。お気に入りは寝返りをうってもずり落ちないシモブクロの葉っぱ。でもこの頃はすっかりあったかくなってきたから、もう少し薄い葉っぱを探していた。ぼのぼのにシダツデカエデの葉っぱをすすめられたシマリスくんは、早速それを手に入れる。でも重い。しかもその葉っぱをゴモクムシにかじられてしまった!
最近太ってきたというおとうさん。「太るってどんな感じなのかなぁ」不思議に思ったぼのぼのは、シマリスくんとアライグマくんに尋ねてみる。でも、だれも太ったことがないからわからない。そこに現れたクズリくんのおとうさんは――なぜか急に太っていた!なんでも太り草を食べて一晩で太ったらしい。ぼのぼのたちは太り草を食べてみる。すると次の日……。
アライグマくんが新しい遊びを考えた。まずプレゼントを用意して、誰かに渡すのだ。渡された誰かはそのプレゼントをまた誰かに渡す。そしてその誰かも、また別の誰かに渡す。それをずっと繰り返して、プレゼントがどこまでたどりつくか見守る遊びなのだ!ぼのぼのとシマリスくんも遊んでみようと、プレゼントになりそうなものを探し始める。
アライグマくんが考えた「プレゼント遊び」は、森中で流行っていた。みんなプレゼントを持って、渡す相手を探している。嬉しそうなアライグマくんだが、クズリくんは困り顔。スナドリネコさんまで、アライグマくんを見たとたん逃げてしまう。せっかく楽しい遊びなのに、なんで?悩むアライグマくんの所に、険しい顔をしたクズリくんのおとうさんがやってきた。
「情報だよ!情報だよ!」クズリくんが、スナドリネコさんの所にやってきた! 話を聞くと、ヒグマの大将が変なクマとケンカをして大変らしい。早速、スナドリネコさんはひとり助けに向かうのだが、偶然通りかかったぼのぼのも、こっそり後をつけていく。2人は大将を無事助け出すことができるのだろうか?
退屈なアライグマくんは、自分のオナラの流れていく方向を探すヒマつぶしをしていた時、足元に落ちているキレイな石に気が付いた。暇つぶしにぼのぼのを誘って、石の落とし主を探すことにするのだが、どうやらネズミのお母さんのものらしい。娘ネズミのキネちゃんのために、お母さんを探してあげようとアライグマくんに頼むぼのぼのだが…。
ぼのぼのが赤ん坊の頃のおはなし。おとうさんは、ぼのちゃんと朝の体操をはじめる。「おいっちに おいっちに」 でも、ぼのちゃんはうまくできずうつ伏せでもそもそ…。次は、ごはんの貝をとる練習や、木に登らせてみたり、アライグマちゃんとシマリスちゃんと一緒にかくれんぼをしたりするのだが…。
遠くに砂煙を見つけたフェネギーくん。もしやと思って近づくと、おとうさんとおかあさんが夫婦ゲンカをしていた。止めようとするが、お互いケンカの原因は相手にあると言い、一歩も引かない。困ったフェネギーくんは、どうしてケンカをするのか、ぼのぼのとシマリスくんに相談をするのだった。
ぼのぼのは、「ガイツカ」という新しい言葉がひらめいた。早速、シマリスくんに教えてあげるのだが、まだなんの言葉か決めていないらしい。シマリスくんと「ガイツカ」と呼ぶものを探して、アライグマくんやスナドリネコさんに聞いてみたりする。2人は、新しい言葉の意味を見つけることが出来るのだろうか。
アライグマくんはぼのぼのに声をかけるが、黙って行ってしまった。びっくりしたアライグマくんはぼのぼのを追いかけ振り向かせるが、眉間にシワを寄せ怒っていた!シマリスくんも呼んで、なんとかいつものぼのぼのに戻ってもらおうと、あの手この手を尽くすがうまく行かず、ぼのぼののおとうさんに聞こうと尋ねると、なんとおとうさんも怒っている?!
アライグマくんは、何でもくっつく樹液をみつけた!早速、ぼのぼのとシマリスくんも呼んで、いろいろとくっつけて遊んでいたのだが、転んだ拍子にぼのぼののお尻とアライグマくんの手がくっついて離れなくなってしまった。更に、シマリスくんも一緒にくっついてしまい、困ったぼのぼのたちは川で洗ってみたりするのだが…
シマリスくんは憂鬱らしい。ぼのぼのが、どうしてか理由を聞くと、今度おとうさんといっしょに厳しくて怖いおじさんのところに行かないといけないらしい。そんなシマリスくんの為に、ぼのぼのとアライグマくんはあれこれ考え、アドバイスをしてくれるのだが!?
コヒグマくんが風邪を引いたと聞いたぼのぼの。早速、お見舞いに行こうと向かっていると、木の陰に隠れコソコソしている大将を見つけた!どうやら風邪を引いたコヒグマくんの様子を見に来たのだが、誰にも見つからないように隠れていたらしい。そこで、ぼのぼのは、秘密の抜け道を案内してあげるのだが…。
何があっても真っ直ぐ進むぞと決心したアライグマくん。早速、ぼのぼのとシマリスくんと一緒に始めるのだが、途中、樹液でベタベタになったり、穴に落ちたりと、みんなボロボロになっていく。果たして3人は、まっすぐ歩き続けることが出来るのだろうか?!
ヤマビーくんは、相方のアナグマくんとの一時の不一致によって漫才コンビ”ヤマビーズ”をその場の勢いで解散してしまった!早速、新しい相方探しを初めたヤマビーくんだったが、誰にも相手にしてもらえず、失意の中ひとり崩れ落ちたその時、目の前にあいつが現れた!
プレーリードッグくんが姿を消した!数日前にアライグマくんが会ったその日以降、ぼのぼのもシマリスくんも会ってないという。どこに行ったのかと、みんなでプレーリードッグくんが行きそうな場所など森中を探すのだが見つからず… いったいどこに行ってしまったんだろう?
シマリスくんの家に、ショーねえちゃんが大きな木を突っ込んだ!困り果てるシマリスくんを影で笑うショーねえちゃんを見つけ、怒ったシマリスくんと喧嘩になってしまった。始めは、小石など投げあっていたのだが、次第にヒートアップして、ボロボロになっていく2人だったが、最後に…
歌をうたうのが大好きなフェネギーくんはぼのぼのたちに”うたうたいになりたい”と宣言をする。けれど、アライグマくんに、うたをうたうだけならオレでもなれると、とんでもないうたを歌い出し、言い争いになってしまった。うたうたいになる資格とはいったい…
とある日、ぼのぼのは海で、ボダンボダンと変な泳ぎをしていると、偶然シャチのスカーさんと出会った。他愛もない話をして別れふと思う、”誰かとバッタリ出会うって不思議だな”。気になってきたぼのぼのは、次に誰かと出会ったら付いていこうと思いつくのだが…
お姉さんがいるシマリスくんが羨ましいと思っていたぼのぼのに、今日一日シマリスくんのおねえさんたちが、ぼのぼののお姉さんになってくれることになった!早速、魚とりなど頼まれ、ぼのぼのなりに期待にこたえようと頑張るのだが、何故かおねえさんたちから怒られてばかりで…
アライグマくんは、毎晩こっそり出かけていくオヤジに気がついた。何か隠し事をしているんじゃないかと、翌朝オヤジに聞いてみると”夢でも見てたんだろ”とはぐらかされ教えてくれない。そこで、ぼのぼのとシマリスくんも呼んで、皆で深夜のオヤジをつけようとするのだが、途中霧が出てきて、気がついたら皆バラバラになってしまい…
「シマリスは鳥になってみるのでぃす」そう宣言をして、木から飛び立つ!のだが、そのまま地面に落ちてしまい、ボロボロな姿のシマリスくん。そこへ、ちょうどやってきたぼのぼのは、シマリスくんから”空が飛びたい”と夢を聞き、アライグマくんも一緒にいろんな方法を試すのだが…
カシラたちがヒグマの大将との対決を邪魔されたお礼参りをしようとスナドリネコさんの居場所を聞きまわっているらしい。ぼのぼの、シマリスくん、アライグマくんは急いでスナドリネコさんに逃げるように伝えに行くのだが、どこに逃げればいいのか思いつかない。ぼのぼのたちが安全な場所はどこだろうと、いろいろ考えていると…
ぼのぼのたちは、カシラに捕まり、スナドリネコさんのもとに連れて行くよう脅されながらも、大人たちの助けを期待して遠回りをしたりと必死に考える。けれど、助けに来たのがクズリくんのおとうさんで、あっけなく捕まってしまった!更に、クズリくんのおとうさんは、うっかりスナドリネコさんを呼んでしまって…
クズリくんが、ぼのぼのが探していたズラタンの実が採れるガーシの森まで案内してくれることになった。早速、ガーシの森に向かうのだが、クズリくんは急に走ったり、土手を腹ばいで進んだり、腕を振って走ったり、更に絶壁の崖を降りようとしたり… ぼのぼのは、無事ズラタンの実を手に入れられるのだろうか?
ぼのぼのは、シマリスくんと遊ぼうと家に行くのだが、何度呼んでも返事が無くどうやら留守みたい。なんで留守なんだろうと考えていると、一つ疑問が浮かんだ。それは、ボクが見ていない時シマリスくんは消えるんじゃないかとか、シボンでいるんじゃないかとか。ぼのぼのは変な想像が止まらなくなって…
「どうして川は流れるんだろう」と、ふと不思議に思ったぼのぼの。早速、確かめようと川沿いを歩いていると、木の枝で川面を叩いて遊んでいるネコさんがいた。川の流れと関係しているんじゃないかと駆け寄り川面を叩くのをやめさせるが、やっぱり関係ないみたい。川が流れるのって何か関係しているのかな?
ぼのぼののおとうさんがゴミ運び器を作った。早速、ぼのぼのと一緒にゴミを詰め込んで運んだりと大活躍!しかし、帰り道はゴミが入ってないのにもの凄く重く動かせなくなってしまった。どうして重く感じるのかと不思議に思い、「使わなくなると重いのかな」「使わないものはゴミになるからかな」と色々考えてしまう。
ぼのぼの、シマリスくん、アライグマくんは、洞窟を発見した!!寝っ転がったり、腰かけになる石もあり、みんな大喜び。そこで、「ここをオレたちだけの秘密基地にしよう!」とみんなで固い契を交わすのだが、ぼのぼのはうっかりヒミツを喋ってしまうんじゃないかと不安になってきて…
これは、赤ん坊の頃のおはなし。ぼのちゃんがとっても大切なおとうさん。夜、急に泣き出してしまった時は、抱っこをして安心させてあげたり。カニに怖がっていたら、自分が顔を挟まれながらも追い払ってあげたり。おとうさんは、ぼのちゃんをいつも守っているんだよ。
アライグマくんが物凄いものを発明した!それは、離れた場所からいつでも会話が出来る、その名も”イトデン”だ。早速、森の皆の家にイトデンを繋いで喜んでいたのだが、寝ている時や忙しい時にもひっきりなしに呼ばれてしまい、アライグマくんは休むことも出来ず…
アライグマくんの大好物ミンナ虫を見つけたぼのぼの。早速、アライグマくんに教えに行ったのだが、今年はミンナ虫が大量発生をしていて食べ飽きてしまったらしい。ぼのぼのは、見向きもされなくなったミンナ虫のことがなんだか可哀想に思う一方で、このまま増え続けたらどうなってしまうんだろうと変な想像を膨らませてしまう。
イメージチェンジを図りたいポポくんは、森で一番明るいフェネギーくんに相談する。おもしろいことをすれば人気者になれるよ、とフェネギーくんはアドバイスをするが、どれもモノマネになってしまう、とポポくんはためらう。しかし、モノマネこそがまだ誰もやっていない面白いことだとフェネギーくんは閃き、ポポくんとフェネギーくんはモノマネの修行を始めたのだが…
嘘をつかれて怒るアライグマくんに、アナグマくんはオレは嘘をつかれても怒らないよ、と言いきる。本当に怒らないかどうか、アライグマくんが何度も嘘をついて試すがアナグマくんは言葉通り平然としている。何とかして怒らせようと、アライグマくんはぼのぼのとシマリスくんを巻き込んで作戦を立てるのだが…
フェネギーくんの最近のお気に入りは地平線。良さを聞いてみるが、ぼのぼのとシマリスくんにはいまいち分からない。実はアライグマくんも地平線が好きだとわかり、意気投合した二人はぼのぼのとシマリスにも良さをわかってもらおうと、マイベスト地平線を紹介して回るのだが…
色々なところに手を入れて、何もなくてホッとしたり、虫がワラワラ湧いてきたりでスリルに満ちた遊びに興奮しているぼのぼのとシマリスくん。そんな二人を見かけたアライグマくんが、面白そうだと遊びに乱入してくる。シマリスくんとアライグマくんは度胸試しとばかりに明らかに危なそうな穴を選び、手を入れる場所も段々エスカレートしていく…
幾度かの対峙の果てにスナドリネコさんに興味を持ったカシラは、手下のゴンゾと共に直接会いに行くことにした。途中、道に迷ってゴンゾに道を聞きに行かせるが、ニコニコ顔で聞いてもなぜかみんなに逃げられ、ぼのぼの達に会ってもやはり驚かれて逃げられてしまう。穴にはまったり、溺れそうになったり、二人の珍道中の行方やいかに。
北の森へクルミを取りに来たシマリスくんは、この森にしか咲いていないコークハクの花を探しに来たピッポさんと出会う。コークハクの花は告白する時に送ると必ずOKされるというのだ。ピッポさんの口のうまさと勢いに押され、花が咲いている場所へと案内するはめになるが、その道のりは険しく…
森の様子を窺いに来たヒグマの大将は、ぼのぼの達と遊ぶコヒグマくんを見かける。遊び終えて一人になったコヒグマくんと再会し、親子水入らずの時間を過ごす二人。遊び疲れて眠ってしまったコヒグマくんを家へ送ると、さっきまで遊んでいたぼのぼの達が再び遊びに誘いに来る。不思議に思ったヒグマの大将がその理由を尋ねると…
ぼのぼのは貝が腐っていたのをきっかけに、古くならない物はないかとシマリスくんとアライグマくんと探し始めるが、それらしいものは見つからない。古くならないものが無いのはだんだん新しくなるものがないからだ、とアライグマくんは言う。ぼのぼのは思い当たるものがあると、クズリくんに会いに行くのだが…
シマリスくんは日頃いじめられている仕返しに、ショーねえちゃんの落書きを描いていた。すると、マズイことにそこに本人が通りかかる。その場は上手くごまかせたものの、なりゆきでいるはずもない犯人を一緒に探すことになってしまった。全ての行動が裏目に出てしまうシマリスくんは、果たして隠し通せるのか…
ショーねえちゃんやアライグマくんの子供っぽい行動に怒りが収まらないシマリスくんは、子供はキライだ!とぼのぼのに不満を漏らす。些細な言葉のすれ違いからシマリスくんとケンカになってしまったぼのぼのは、色んな人に相談してシマリスくんと仲直りしようとするのだが…
これは、赤ん坊の頃のアライグマくんとアライグマくんのおとうさんのおはなし--。トリの捕り方もお芋の採り方もどこか間違ってるアライグマちゃんに、おとうさんは怒ったり笑ったりてんやわんや。ぼのちゃんも一緒になって川で泳いでいると、溺れていると勘違いしたヒグマの大将が川に飛び込んできて…
アライグマくんの鼻血が止まらない!よだれも止まらない!オナラも止まらない!止めようと奮闘するぼのぼのとシマリスくんをからかうアライグマくんだったが、今度は本当にしゃっくりが止まらなくなってしまう。100回しゃっくりをすると恐ろしいことが起きる、と言い残して去っていくシマリスくん。途方に暮れる二人の前に救世主が…
山を降りてきたヒグマの大将は、離れていた時間を埋めるべくコヒグマくんに良いところ見せようとするが、何をやっても空回りしてばかり。早起きしてコヒグマくんが向かった先はスナドリネコさんのところだった。スナドリネコさんに懐いている様子を見てヒグマの大将は大きなショックを受けるが、コヒグマくんには目的があって…
シマリスくんは”ダイねえちゃんの恋人のピッポさんはイヤなヤツで大嫌いだ!”とぼのぼのに愚痴をこぼす。そこに通りかかったピッポさんは、言葉巧みにシマリスくんを説得し、ダイねえちゃんへの手土産のミルクルミを取りに行かせる。ピッポさんの行動に憤慨したシマリスくんは、ダイねえちゃんにピッポさんの本性を暴露するのだが…
あぁ、冬だなぁってどんな時に思う?ぼのぼのとシマリスくんとアライグマくんがそれぞれ思う時のことを話していると、”冬屋”と書かれた謎の看板を見つける。看板の奥へと進んでみると、そこには色々な冬用品に囲まれた、冬が大好きな冬屋さんがいた。冬屋さんはぼのぼの達にとっておきの冬の楽しみ方を教えてくれるようだが…
アライグマくんが昼寝をしていてふと目を開けると、目の前にはアライグマくんのおかあさんが!旅に出ていたアライグマくんのおかあさんが帰ってきたのだった。一緒に過ごした時間が短いアライグマくんは、どうにもかしこまってしまう。久しぶりに戻ってきた森に変わりがないか、二人は見て回ることにするのだが…
アライグマくんに引き合わされたアライグマくんのおとうさんとアライグマくんのおかあさん。お互いに背を向ける二人を見て、アライグマくんとぼのぼのは話がしやすいようにとその場から立ち去る。残された二人は、お互いが抱える罪悪感や何が面白くて旅に出るのか、これから夫婦としてどうしていくのか、本音をぶつけ合うのだが…
クズリくんが立って歩いていたという話を聞き、ぼのぼのは一目見てみたいとシマリスくんとアライグマくんと一緒に会いに行く。クズリくんは会うなり逃げ出すが、途中で花摘みをする立った姿を見ることができたのだった。普通だったね、とぼのぼの達が立ち去ろうとすると、クズリくんは自分には幻の立ち方があると告げる…
何があっても結局最後には”もそもそ”ご飯を食べることになる。そんな”もそもそ”に嫌気がさしたアライグマくんは、ぼのぼのとシマリスくんと解決策を探すことにした。歌ったり走ったり踊ったり試していると、偶然珍しいカワリムシをつかまえることに成功。森のみんなから賞賛を受けるが、”もそもそ”はすぐそばに迫ってきていて…
フェネギーくんにいつもの元気が無い。ぼのぼの達が理由を聞いてみると、フェネギーくんのおとうさんが唐突に引っ越しを決めたからだった。引っ越しに悩むフェネギーくんに、アライグマくんは一人で暮らしてはどうかと提案する。フェネギーくんは一人暮らしの決心をしたが、それは同時に家族との別れを意味していて…
アライグマくんの様子が何やらおかしい。気になったぼのぼのとシマリスくんは、後をつけてみることにした。木の上から遠くのアライグマの女の子を見つめるアライグマくん。それを見たシマリスくんは、アライグマくんは恋をしているのだと言う。おかしな行動を続けるアライグマくんだったが、突然アライグマの女の子が引っ越してしまい…
スナドリネコさんはずっと誰かの視線を感じていた。家の周りや木の上を探してみても誰の姿も見当たらない。振り切るため森のあちこちを駆け巡り、ついにはクモモの丘までたどり着く。そこで鷹に襲われそうになるフェネギーくんを見かけ、駆け寄るスナドリネコさん。更にそこへ猛烈な勢いで転がり迫ってくる別の影が…
シマリスくんが得意の石投げ勝負で負けてしまった。ぼのぼのとアライグマくんが話を聞くと、どうやら相手は2人組らしい。そこで以前に勝負したことのある石投げ名人のジョボくんに協力を仰ぐが、あっさり断られてしまう。1人でも絶対に勝つと決意したシマリスくんは、身体の限界まで特訓を重ねて再戦に臨むのだが…
少し残ったごはんの貝をじっと見つめるぼのちゃん。おとうさんが食べようとすると笑いだしたり、食べちゃったら怒ったり、ぼのちゃんの感情の動きにたじたじのおとうさん。シマリスちゃんとアライグマちゃんを預かって一緒に遊んでいると、3人それぞれ喜怒哀楽のポイントが違っていて…
かくれんぼをしているぼのぼのとシマリスくん。そこに通りかかったアライグマくんは、かくれんぼは意外な所に隠れるのが面白い、と持論を語る。3人でかくれんぼをするが、一枚上手なアライグマくんはオニにならない。つまらなくなったシマリスくんは帰ってしまい、ぼのぼのも帰ろうとするがアライグマくんはまだ続けたいようで…
干からびたイナゴを美味しそうに食べるクズリくん。それを見たクズリくんのおとうさんは、その行動にもののあわれを感じると言う。もののあわれとは、なにかを見て「ああ」と思うことだよ、と説明されるが、クズリくんにはいまいち理解できない。ぼのぼのとクズリくんは、もののあわれとはなにかを一緒に考えてみるのだが…
ダイねえちゃんはアライグマくんのお父さんに頼みごとをしに来たが、遠出していて不在だった。居合わせたアライグマくんにシマリスくんの居場所を聞かれるが、シマリスくんは遊ぶ約束を破って出かけていたのだった。ダイねえちゃんは弟の不始末は姉の不始末と、遠慮するアライグマくんを押し切って一緒に遊ぶことにしたのだが…
ぼのぼのとシマリスくんとアライグマくんは、遊ぶ約束をして集合することにした。ぼのぼのは待ち合わせ場所に着いたが、誰もいない。待ち合わせ場所を間違えたのかと思い、別の心当たりの場所に行くが、やはり誰もいない。元の場所へ戻ると、クズリくんのお父さんがビシバシ器を設置していた。誤って触ったぼのぼのは跳ね飛ばされて…
森の中でタマゴを見つけたフェネギーくん。フェネギーくんはぼのぼのとシマリスくんとアライグマくんにタマゴをかえすと宣言する。アライグマくんは無理だ、と立ち去るが、ぼのぼのとシマリスくんは手伝ってくれるという。交替でタマゴを温めて、かえるのを待つ3人だったが、ある日の朝、タマゴが割れてしまって…
ヒグマの大将はリーダーの責任を果たさないスナドリネコさんに文句を言いに訪れる。文句を言われてもスナドリネコさんはどこ吹く風。ヒグマの大将はスナドリネコさんにつまづいて転んでみたり、散らかしてみたり微妙な非難をする。対するスナドリネコさんは、ツボに声を吹きこみ、聞きたい時に開けてくれとヒグマの大将に手渡す。
天気がいいのに、家に籠ってクルミ磨きをしているシマリスくん。シマリスくんに明るくなってもらおうと、ショーねえちゃんが友達を連れてきた。名前はアソビちゃん。シマリスくんはいつもの遊びを教えてあげるのだが、アソビちゃんはあまり面白くなさそう。何とかアソビちゃんと楽しく遊ぼうと奮闘するシマリスくんなのであった。
アライグマくんはお父さんとケンカしてイライラしていた。いつものようにシマリスくんをいぢめようとするのだが、ぼのぼのの中に隠れて思い通りにいぢめられない。そんな時、カクレムシが現れた。上手に隠れるカクレムシを見て、自分もカクレムシになってお父さんに仕返しをしようと企むアライグマくんなのであった。
毎度ばかばかしいお笑いを一席……。ぼのぼのが落語に挑戦します!「じゅげむじゅげむごこうの……」あれ、次はなんだったけ?最後まで言えないと、しまっちゃうおじさんにしまわれちゃうよ~。果して、ぼのぼのは最後までじゅげむを言うことが出来るのでしょうか。
空に丸いものを見つけたぼのぼの。雲の様にも見えるけど、クネクネ動いて何だか変だ。クズリくんのおとうさんが言うには、今までにも何度か現れた事があり、見た者の間では『丸雲』と呼ぶらしい。森のみんなで不思議がって丸雲を見ていたら、急に消えてしまった。そこにピリキアの実を持ったアナグマくんが現れて……。
いつも優しいぼのぼののおとうさん。でも今日は気難しい顔をしているしぼのぼのの話を聞いていないし、何だか変だ。様子が気になって、ぼのぼのがそっと後をついて行くとヒグマの大将に出会った。なんと、おとうさんと決闘するというのだ。ぼのぼののおとうさんはいったいどうしちゃったんだろう……。
ぼのぼののおとうさんの友達スレイさんが娘のレリちゃんを連れて遊びに来た。いつもの森でレリちゃんと遊んでいるとアライグマくんがやって来た。アライグマくんがシロヨシの花畑を紹介するとレリちゃんはとっても嬉しそう。でも、二人が仲良く遊んでいるところを見ると何だか嫌な気持ちになるぼのぼのであった。
スレイさんとレリちゃんが泊まった日の朝、ぼのぼのの顔がむくんだ。このままだとレリちゃんを驚かせてしまう。どうにかして治そうと森のみんなに相談に行くのだけれど、結局治らない。しょうがないので、家に帰ってぼのぼののおとうさんに治してもらうのだが……。
海から遠い湖にレリちゃんとアライグマくんが出掛けて行った。ぼのぼのはアライグマくんを嫌いになりそうなので、一緒に行かなかった。湖ではレリちゃんは急に体が痒くなり困っていたが、心配したぼのぼのが持って来た海水を塗ると痒みは治まった。レリちゃんが帰った後も、ぼのぼのはこの日の出来事を時々思い出すのだった。
泳げないシマリスくんが、泳ぐ練習を始めた。泳げるようになるのが夢なのだ。魚のマネをしてみたり亀のマネをするのだけれどうまくいかない。ぼのぼのとアライグマくんもアイデアを出すのだけれど、なかなか難しいようで……。シマリスくんは夢を叶える事が出来るのだろうか!?
今日は立つ練習をしてみよう。シマリスちゃんやアライグマちゃんと練習してみたり、おとうさんも張り切ってお手本を見せてくれます。でも、おとうさんは頑張りすぎてぎっくり腰になって動けなくなってしまいました。腰は痛いし、ぼのちゃんは動き回るし、気が気でないおとうさんなのです。
森のみんなが、シッポが痛くなる病気にかかった。病気にかからなかった、ぼのぼのとヒグマの大将がどうしたら治るのか探っていると、クズリくんのおとうさんが、1296回も病気にかかった事のあるキッチさんを見つけてきた。キッチさんに治し方を教えてもらい、森のみんなに教えると……。
シマリスくんのおかあさんが風邪をひいたので、シマリスくんはお見舞いに行った。なのにおかあさんはシマリスくんのお世話ばかりして休んでくれない。やっと横になってくれたと思ったら、ダイねえちゃんとショーねえちゃんが現れて騒がしくなってしまい、そこへおとうさんも現れて……。
おとうさんと喧嘩をしたアライグマくんは、スナドリネコさんの家に"いそうろう"する事に決めた。スナドリネコさんのために、家の中を片づけたり食事を用意するアライグマくん。そんなアライグマくんを気にもせず自由気ままに暮らすスナドリネコさん。"いそうろう"するのもなかなか大変なようで……。
バラバラになった物を元通りにして、欠けたところを見つける遊びを始めたアライグマくんとフェネギーくん。バラバラになった物がないか探しまわるが、なかなか見つからない。そこにシマリスくんが現れて、バラバラになった物があると案内してくれた。そこにあるバラバラな物とは……。