その広場はアリもミミズもいないのに、地面にポツポツ穴があく。まわりの木々から落ちた雨のしずくが地面をうがったわけでもない。ただ自然にポツポツと穴があくのだ。アライグマくんはそんなおかしな場所があるわけないと言うが、ぼのぼのはむしろ、世界がこんなに広いのなら、そんなおかしな場所があってもいいんじゃないかと話す。