一体のファングモンに追われ広い草原の真っ只中を逃げていたタケルとパタモンは、コモンドモンに乗って合流した太一たちに助けられた。パタモンは、ダークナイトモンとの戦いで消耗し、エンジェモンに進化できないという。 だが、コモンドモンに乗り再び出発した彼らに、二体のファングモンを従えた巨大なケルベロモンが襲いかかる。ファングモンたちの素速い移動攻撃と、ケルベロモンの放つ凄まじい威力のヘルファイアーにさらされた太一たちは、コモンドモンを爆走させ何とか振り切ろうとし、メタルグレイモンとガルダモンも敵に立ち向かうが有効な手立てがない中、次第に絶対絶命のピンチに追い込まれていく。その時、タケルとパタモンは……!
ファーガを目指す旅の途中、太一たちは廃棄された古いサーキットに行きついた。だが、そこにはマッハモンという往年のチャンピオン・レーサーがいて、今でも一人孤独にコースを走り続けている。 走りを愛するガルルモンは、ヤマトを乗せマッハモンに勝負を挑む。無限大陸に来て以来噂に聞いていた、レジェンドにスピード勝負を挑んだのだ。 だがマッハモンは、走行中にガルルモンに危険な攻撃を仕掛けてくる。それは、かつて人気のあった「デスレース」のルールで、走行中の攻撃は全てOKという物騒なもの。しかし、「かつてのマッハモンはクリーンなレーサーだった」という噂を聞いていたガルルモンは、純粋なスピードレースをしようと言い出し、そして……。
ようやくたどりついたファーガ。しかしそこで太一たちが遭遇したのは、凶悪な究極体デジモン・ムゲンドラモンだった。そして敵はピヨモン、パルモン、ゴマモンのデータを吸収してしまい、その影響で彼らは戦えない。 一方、避難民デジモンを収容しながらエルドラディモンで移動している遠方のレオモンから、太一たちの元に連絡が入る。「何らかの異変が起きている!クラウド大陸が落ちてくるぞ!」 やがてメタルガルルモンまでもがデータを吸収され戦闘不能に陥る中、ムゲンドラモンは子供たちとデジモンたちに止めをさそうと、強力なムゲンキャノン発射の構えに入る。太一とウォーグレイモンは、皆を守るために、危険を犯してムゲンドラモンに突っ込んでいくのだが、敵の自爆による大爆発に巻き込まれてしまう……!
かつてペタルドラモンが森化した地。そこを訪れるヒカリ、テイルモン、タケル、パタモン。ヒカリの目的地はここらしい。デジタマを育む地となっているその森で、ムーチョモンたちと再会するヒカリたち。だが、時々ソウルモンがやってきて、デジタマのいくつかを育たなくなるようにし、ムーチョモンたちが守っているのだと。そこへ太一とアグモンも合流するが、直後、聖なるデジモンたちがやってきたのを嗅ぎつけた、『生・命』、ヲ憎悪するスカルバルキモンが襲いかかってきた。太一たちは、もうすぐ生まれそうなデジタマを持って森に逃げ込み、ヒカリとホーリーエンジェモンは残ったデジタマを守るためスカルバルキモンに立ち向かうのだが……。
情報の大樹に現われた白い亀裂と触手。それは増殖しながら空間を白い虚無と化していく。さらに太一たちの前に姿を現わしたアルゴモン完全体は、太一ら子供たちだけを白い無の世界に無理矢理引き込みアグモンたちと分断、進化させないようにした上で言う。「これぞネガーモンの本能。やがては全てが食い尽くされ無と化すだろう」と。その時、忽然とアルゴモンの究極体二体までもが現われ、片方は白い空間の太一たちを襲い、もう片方は情報の大樹にいるアグモンたちを襲い始めた。 「絶対に太一たちの所にいくんだ!」と決意したアグモンとその仲間たちは、無数の触手やアルゴモン究極体の仕掛けてくる猛攻をかいくぐりながら、何とか太一たちと合流しようとするのだが……。
A clipshow and preview for the rest of the series aired in the place of a new episode as the COVID-19 global pandemic has pushed the series into hiatus.