八軒は新しい学校から始まります。 都会の少年である彼は、他の学生が農民として、または業界で働くように駆り立てられている農業学校に転校した理由をほとんど示していません。 彼は卵について何か新しいことを学びます。
エゾノ―では運動部への参加が必須。 しぶしぶ部活動を探し始めた八軒は、馬術部を見学することに。その馬術部には同じクラスの女子御影が所属しており、 「自分の足を使わなくていいのは、楽で良いかも。」と入部を決めた八軒だったが…
実習で子豚を飼育することになった八軒。 競争に負けた小さな子豚に自分を重ねた八軒は、将来食肉になる運命と聞かされながらも、その子豚に名前を付けてしまう。
校内のゴミ拾い中、ゴミ山の中から石窯が発見された。それをきっかけにピザ作り担当に任命された八軒。ピザなど作ったことのない八軒だったが、ピザの宅配圏外に住む多くのクラスメイトからの熱い願いを断ることができず、渋々引き受けることに。
「あいつが今夜くる…」。ある日の夜、西川が確かな情報筋から手に入れたというウワサを聞いた寮生たち。そいつは夜9時にとある場所に現れるという。しかし、その時間には寮から出ることは許されておらず、無断外出がバレると便所掃除の罰が待っている。しかしそんなことは関係ない、すでに覚悟は決っている!ただ誇りのために戦うのみ!そしてついに男たちの脱出計画実行のときが来た…!
夏休み中は改修工事のために寮が使えないことを知った八軒。実家には戻りたくないと思っていたところ、御影に「行くとこ無いならうちに来ない?」と誘われ、彼女の家でアルバイトをすることに。
御影の家でのアルバイトの息抜きに多摩子父が経営するギガファームに行くことになった八軒と御影。果てしない一本道を車で走っていくとギガファームの看板が見えてきた。そこに待っていたのは、八軒の想像を大きく超える巨大な農場だった!!
御影の家でのアルバイトにも慣れ、手際も良くなっていた八軒。そんなある日、御影の祖父の勧めで搾りたての生乳を飲んだ八軒。思わず五体投地してしまうほどのおいしさに感動する八軒だったが…
御影の家でのバイトを終え、寮に戻った八軒。久々に豚丼に会いに行ってみると、そこには、でぶ~んと肥え太って、豚らしくなった豚丼が…!しかし、それは同時に、豚丼の出荷が迫っていることを意味していた…
豚丼の出荷が明日に行われると告げられた時、八軒は、食肉に加工された豚丼を買い取ると申し出る。富士先生はその申し出を了承し、豚丼の肉はすべて八軒が買い取ることに。それから数日後、八軒のもとに、食肉に加工された豚丼が届いたとの知らせが。
野球部に所属する駒場は1年生ながら、公式戦にピッチャーとして先発出場。八軒たちエゾノー生も応援に駆け付ける中、白熱した試合を見せる。その光景を目の当たりにした八軒たちは、自分たちの中から何かがたぎってくるのを感じ、バスを待つ女子たちを尻目に寮に向かって走りだす!
二学期も始まり、北海道の季節は秋へ。馬術部では先輩が引退し、副部長には八軒が任命される。心躍る八軒だったが…。
御影の涙が心に引っかかりつつも、期末考査が終わって恒例の校内ゴミ広い。石窯に引き続き、八軒が拾った意外なものとは…。
秋大会に向け、障害ジャンプに挑戦する八軒たち。仲間が次々とクリアする中、ひとりマロン号にそっぽを向かれた八軒は…。
いよいよ新人戦に挑む八軒たち馬術部。人生初の゛試合〟の緊張に震える彼らの前に、御影の幼なじみ南九条あやめが現れ…。
エゾノー祭が近づき、準備に追われる八軒。馬術部では、ばん馬を披露するために巨大なコースを作ることになるが…。
エゾノー祭がはじまり、馬術部が主催するばん馬レースも大いに盛り上がる。しかし、そこに八軒の姿はなかった…。
駒場の活躍もあって、春のセンバツまであと二つにこぎつける野球部。一方八軒は念願の御影とのデートにこぎつけるが…。
野球の全道大会は終わるが、駒場は登校してこない。心配するクラスメートたちの前に現れたのは意外な人物だった…。
駒場牧場の事情を知らされる八軒たち。「しんどくても、手綱はなすな……」。駒場牧場へと向かう八軒と御影だったが…。
とうとう家族に想いを打ち明ける御影。大学を目指す御影の勉強を見はじめる八軒だが、思うように成績は伸びず…。
御影のため…いや、自らのために実家へと向かう八軒。ついに父との対決の時を迎える。そして季節は冬へ…。