太一君と朱雀七星士の力により元の世界に戻ることができた美朱。だがそこには自分を必死に呼び戻してくれた唯の姿がない。唯の行方が判らぬまま、一度家へと戻った美朱は本の世界であった全ての出来事を兄・奎介(けいすけ)に話す。だが奎介は二度とその本に近づくなと忠告をする。しかし、本の中に残してきた鬼宿たちの事が気にかかってしまう美朱。そしていまだに行方が知れない唯の事も。唯は自分と入れ替わりで本の世界に迷い込んでしまったのでは……。唯を探すべく再び四神天地書の世界へ戻る決意する美朱。だが、現実世界とは時間の流れる速さが違い、再び本の世界へ戻った時には、すでに3ヵ月という時がすぎていたのであった……。