就職活動に疲れた斑目は部室で笹原とふざけあっていた。
「ネクタイなんか田中が作ったヤツだもん、お手製よ」もちろんウソである。
そのウソに怒った笹原は斑目のネクタイを引っ張った。
と、そこにタイミング良く?(いや、悪く?)荻上が来る。
「間違いなく斑目先輩が受けだよね」
腐女子スイッチが入ったのか、その光景を見た荻上の妄想はもう止まらない。
笹原、斑目に止まらず、朽木、久我山、田中、高坂までも妄想の中に取り込んで行く。
一心不乱にノートに「強気攻め」イメージの笹原を書いていた荻上は、咲が来た事に気付かず
そのイラストを見られてしまう。が、咲はどうやら誤解をしたらしく、なにやら満面の笑みで…。