廃墟の教会で、茉莉が謎の男辻堂に攻撃されているのを目撃する依人。辻堂は、茉莉を「夜禍」と呼び、依人に「関わるな」と忠告する。が、依人は、傷つき倒れた茉莉を家に運ぶ。ベッドで眠る茉莉。攻撃で焼けたその腕の表面が、白く灰化していることに気づく依人。「夜禍」、辻堂の言葉を思い出す。目覚めた茉莉は、屈託なく依人の頭を撫でて礼を言い、お返しにご飯を作ろうとする。が、依人に止められるくらい下手で挫折。代わりにお喋りの相手をすると言い出す茉莉。矢継ぎ早の質問をされて「それよりお前は」と思わず切り返す依人。茉莉は、寂しそうな顔で自分は人間じゃないと答えるのだった。