ふたりきり、平穏で幸せな生活を送っている・・・ようにみえる母と息子がいた。 母の息子への望みはいい大学に入って、いい会社に入って稼いでくれること。 「私のために家を買え!」と心の中で叫び、 素敵な母ちゃんを演じる鈴木海(鈴木京香)は、女手ひとつ必死で働きながら、息子を育ててきた。 そして、母ちゃん大好きNEOマザコン高校生・鈴木大地(山田涼介)は、美しい母に言い寄ってくる男を排除しながら、 必死で母を喜ばせようと成績優秀・素直で性格良しのカンペキな息子として育ってきた。 ある日、海が新しいパートを始めることに。しかしそこは、超極悪な生徒揃いと地元では有名な男子高の学食だったのだ! 「キレイな母ちゃんが、あんな男だらけの極悪高校で働くなんてとんでもない!!」 危険を感じた大地は「母ちゃんはオレが守る!」と一大決心! 海が必死で通わせていた有名進学校を勝手に辞め、母と同じ学校に通うことを決意する。 が、カワいい優等生タイプの大地は明らかに狼の檻に放り込まれたかよわき子羊! 襲い掛かる危機はまさにサファリパーク状態!! そんな学校を舞台に、平穏だった母と子の暮らしと関係はどう変化していくのだろーか!?
悪名名高い海王工業への転校間もなく、悪の巣窟と呼ばれるボクシング部にマザコンコアラパンチを放った大地(山田涼介)。その後学校へ行くと、なぜか大地は「つきあってくれ」と校内の男子たちに次々と迫られ始める。 学食で働く海(鈴木京香)はそんな大地を目撃して、まさか自分の息子がゲイなのでは!?と思いこみ、一人苦悩する。 一方大地は、浩司(中島裕翔)が同級生の鰐川(入江甚儀)に大金を渡している現場を目撃する。 ただの用心棒代だと言い訳をする浩司だったが、「友達から金を取るのはおかしい」と大地に言われてしまう。 その後大地は、一度噛み付いたら離さない「クロコダイル」とあだ名されている凶悪高校生・鰐川の標的となってしまい……。
「私、息子に殺されるかもしれない…」。反抗期らしい反抗期を全く迎えず育ってきた大地(山田涼介)が、 ストレスを溜め込み、やがて激しい家庭内暴力に走るのではないか!と想像を膨らます海(鈴木京香)。 家に帰るやいなや、隣人の実(沢村一樹)と共に、家中のナイフやフォークなど、あらゆる危険物を隠し、 息子の爆発に備え始める。そして海のとった作戦とは……「言わぬなら言わせてみようクソババア!」。 そんなある日、大地が学校に着くと、鰐川(入江甚儀)が校門に裸で吊るされている姿を目撃する。 誰も見覚えがない謎の男が、海王工業高校のトップを狙っての犯行らしい。 なぜか大地はその男にターゲットにされてしまい……。
ある日海王工業高校に現れた、象のように大きな謎の男。顔には常に覆面を被り、手には鳥かごを持っている…。 ある理由で怒った謎の男は、浩司(中島裕翔)やその他海王工業の生徒たち相手に暴れまくり、学内は騒然! その男を止めるべく大地(山田涼介)が一人向かうと、 その道中で海王工業最強の男・三船憲吾(藤ヶ谷太輔)と合流することに。 共に歩き始める二人、まさかのタッグ結成か!? 一方海(鈴木京香)はパート仲間との会話から鈴木家に巻き起こる負の連鎖・貧乏の無限ループに怯えることに。 不運な大地と海の親子が努力をしても一生貧乏からは抜け出せないのではと思い詰め、 あらゆる方法でその運気を改善しようとしていく。 神頼みにのめりこんでしまう母・海と、誰も手をつけることのできない象の様な謎の男。 大地は二人の暴走を止めることができるのだろうか!?
親父狩りにあっていた実(沢村一樹)を、 風の様に現れ救った謎の少年・豹塚(吉永淳)が大地(山田涼介)のクラスに転校してきた。 大阪からやってきたという豹塚は、家が太極拳道場をやっており腕には自信があるという。 自分の強さを示そうと、海王最強の憲吾(藤ヶ谷太輔)、 そして猛者どもに戦いを挑んでいくのだが、それにはある理由と秘密があった。 一方、海(鈴木京香)は海王になじみはじめた大地が悪に染まっていくのではとの心配が芽生え、 ある日「友達にふさわしいか面談」を決行。 状況によってはバレンタインのチョコをあげないと大地に宣言。 大地は母のバレンタインチョコをゲットするためにある決意をするのだが……。
ある日、海(鈴木京香)が突然ドレスアップ! 母ちゃんに何があったのかと動揺する大地(山田涼介)に「モデルを頼まれた」と答える海。 美術教師の池田(金子ノブアキ)にモデルを頼まれ、ドレスをプレゼントされたのだと言う。 さらに海は池田が大地の父親にソックリで、ときめいてしまったのだと大地に告げる。 大地がショックを受ける一方で、海王工業に、金狼(林遣都)率いる最凶の不良軍団・城国商業の魔の手が忍び寄っていた。 金狼の狙いは憲吾(藤ヶ谷太輔)。憲吾に近づくために吾郎(武田航平)を誘拐しようとする金狼軍団だったが、 浩司(中島裕翔)にその現場を目撃され・・・。
大地(山田涼介)の目の前に突然現れたのは、 海(鈴木京香)に死んだと言い聞かされていたはずの父・雄吾(金子ノブアキ)だった。 「迎えにきたんだ」という雄吾の言葉に混乱する大地は「どうして死んだなんてウソをついていたんだ」と海を責める。 海も、16年ぶりの元夫の登場に動揺しつつも「やはり大地に父親は必要なのかもしれない」と思い始めていた。 一方、城国商業で多くの手下たちに出迎えられる班田(RED RICE)という男。 班田とは決して「目を合わせてはいけない」という・・・。 班田は中学時代相棒であった憲吾(藤ヶ谷太輔)を 再び悪の道へ引きずり込もうと全校生徒を従え、海王工業へ乗り込むことに。 金狼(林遣都)も班田の手下として、浩司(中島裕翔)に近づき憲吾の行方を探る。 父が現れたことで頭がいっぱいの大地をよそに、ついに海王対城国の全面戦争が始まろうとしていた!
大地(山田涼介)の実の母は光子(鈴木杏樹)で、海(鈴木京香)の実の息子は浩司(中島裕翔)!? 生まれてすぐに、ふたりが病院で取り違えられていたという衝撃の過去を告げられる大地と海。 戸惑いながらも光子に押し切られるように、大地は光子と、海は浩司と暮らし始めることに。 そんな中、国家プロジェクトに関わる事業をめぐって 大手ゼネコン7社“G7”の社長の息子7人が集められて戦い、勝者の会社が事業を請け負うという。 浩司に替わってマルコバの跡継ぎとなった大地は、天王寺グループの御曹司・天王寺鷹(風間俊介)と対決することに。 しかし、超エリートの天王寺は勝利のためには手段を選ばない「冷たい王様」だった。 海の元に戻りたい大地が、この対決で思いついたある作戦とは・・・!?
浩司(中島裕翔)の替え玉としてG7の戦いを終えた大地(山田涼介)のもとに、ソラ(石橋杏奈)という少女が訪ねてくる。 ソラは篠田大臣(金子ノブアキ)の娘で、G7の勝者と結婚することになっていたというのだ。 マルコバの息子ではないからと逃げる大地だったが、替え玉だということをわかった上で 「大地の妻になることを決めた」と引かないソラは結局大地と海(鈴木京香)の家に転がり込んでくる。 美しくて何でもできる完璧な少女・ソラに対して海は、初めて姑の気分を味わうことに・・・。 一方、大地の仲間たちがマザコンコアラパンチに襲われていく事件が発生。 大地にいったい何が起こってしまったのか!?
「結婚することにした」と大地(山田涼介)に爆弾発言の海(鈴木京香)。 大地は冗談じゃない!と聞く耳を持たないが、実(沢村一樹)に「いい加減、親離れしないと」と諭される。 一方、ニセ大地を使い、大地の評判が落ちるよう陥れていた浩司(中島裕翔)は 母・光子(鈴木杏樹)との溝を埋められないまま、 また憲吾(藤ヶ谷太輔)は、念願の母親との再会を果たすがその結果はあまりにも辛いものだった。 そして海の結婚話は大地の反対をよそに進んでいき、その母子関係に大きな変化が訪れようとしていた。 さまざまな母子関係の終着点、そして裂かれた友情の結末は…!? そして、最後に戦わなければならない大地の相手とは…!?