ドラマ「コード・ブルー―」(2017年)の特別編。トラウマからPTSDを発症した灰谷(成田凌)は、精神科医・二宮(泉里香)のカウンセリングを受けることに。二宮からPTSDの克服は難しいと聞いた横峯(新木優子)は、灰谷を心配する。そんな灰谷も、ドクターヘリに乗れない現状に悔しさを覚えていた。
灰谷(成田凌)賀入院中の少年・晃太(潤浩)の治療方法について、父親(高橋洋)に説明を行うと、父親はインターネットで調べた情報を基に難癖をつけてくる。そんな中、雪村(馬場ふみか)が駆け込んできて、晃太がショック状態にあるという。手術か否か迷う灰谷に、名取(有岡大貴)が背中を押し、緊急手術を行う。
名取(有岡大貴)は横峯(新木優子)が着ている花柄で明るい色のコートに驚く。しかし、そこを通りがかった7歳の患者・佳奈(飯尾夢奏)は、そのコートに「かわいい」と反応。後日、横峯は佳奈にコートと同じ柄のマフラーをプレゼントする。その後、横峯は名取へ、明るい色の服装で病院に勤務する理由を明かす。
灰谷(成田凌)は大量の医学書で毎日勉強を続ける。そんな灰谷の姿を見た名取(有岡大貴)は、医学書に載っているDIC治療の権威である河原教授(井上肇)が翔陽大学附属北部病院にやって来ることを話題にする。一方、患者の今泉(杉浦大介)の専門的な質問にきちんと回答できない横峯(新木優子)に、雪村(馬場ふみか)はあきれる。
雪村(馬場ふみか)は研修先の小児科で、いつも笑顔を絶やさないため陰で“スマイリーさん”と呼ばれる看護師・江藤(西尾まり)と出会う。常に笑顔でいられるはずがないと考えていた雪村だが、大変な時も変わらない江藤の仕事ぶりに驚く。そんな中、雪村は江藤本人から、常に笑顔でいる意外な理由を聞かされる。
当直の名取(有岡大貴)と横峯(新木優子)は重症患者が来ないことを祈るが、ICUで患者の容体が急変。さらに救急患者の受け入れ要請が入り、雪村(馬場ふみか)と灰谷(成田凌)も助けに入る。先輩医師・木戸(戸塚純貴)も駆け付けるが、木戸は当直で急変患者を診た経験がなく、若い5人だけでの対応を決心する。
地下鉄崩落事故から3か月後、成田国際空港に航空機が緊急着陸し、東京湾の海ほたるに巨大なフェリーが衝突するという事故が連続して発生する。翔陽大学附属北部病院救命救急センターのフライトドクター藍沢(山下智久)らに出動要請が入り、藍沢と約10年間苦楽を共にしてきた白石(新垣結衣)らは、これまでにない事態に立ち向かう。