直が結婚指輪を外す。直は浩志を忘れる…それは健として望んだことだが、浩志の心が健の体に嫉妬するのか、健の心が揺れる。一方、直も指輪を外したことで、浩志への罪悪感に苦しむ。 その夜、ゼノの曲を弾かせてほしい、と健が直にきりだす。自分のピアノで直の借金を返したい、というが…。