健は直のマンションで暮らし始める。健のピアノを聞く度に浩志を思い出す直を見て、直を幸せにするには林田健として直に愛されるしかない…と健はピアノをやめる決意をする。 ミツコの店で、健は一人、最後のピアノ演奏をする。その調べを偶然、耳にした柏木は衝撃を受け、自分のレコード会社からデビューしないかと健を誘うが…。