浩志の母・多恵が直を心配して訪ねてくる。健の中に浩志を感じるという直に、浩志のことは忘れて、新しい恋を見つけて、と多恵は語る。一方、健を返してほしい、と江利子が直に懇願する。 多恵と初対面のように話す健に、浩志と健はやはり違うのだ、と直は思い知らされる。直は健に、柏木と契約するよう言い渡す。浩志のいない寂しさを健で埋めようとしただけ、と直は冷酷な仮面をかぶる。