7月より放送開始のTVアニメ『桃源暗鬼 』オリジナルミニアニメ「おにもももも」! 原作者漆原侑来先生監修のもと、アニメ放送期間中毎週本編に関係があったりなかったりするお話をゆるくかわいくお届けします。 今回は羅刹学園メンバーが昔話「桃太郎」を演じる番外編をお届けします。「桃太郎」のお話を振り返りつつ、アニメの放送を楽しみにお待ちください!
第二話は羅刹学園生徒・遊摺部従児にフォーカス!遊摺部が語るクラスメイトの印象とは…?
第三話は羅刹学園生徒・屏風ヶ浦帆稀にフォーカス!四季を探す帆稀が出会ったものとは…?
四季と対峙した唾切は本気を出すと宣言。“棺桶”を開くと、中から桃太郎が現れる。仲間すら人形にするのかと怒りを露わにする四季に対し、唾切はこの死体が自ら望んで人形になったと明かす。その人形となった桃太郎の力で重力を操り、唾切は四季を追い詰めていく。一方、京都支部に戻ってきた無陀野は、蓬の能力で塞がれた入口を前に対応を考えていた。無陀野の力で無理やり破壊すると、地盤が崩れて地上にいる人々が巻き込まれてしまう。そこに生徒の遊摺部従児と帆稀が合流。帆稀の力を使って地震を装い、周囲の人々を避難させることに。時を同じくして、皇后崎と蓬の戦闘も繰り広げられていた。皇后崎は蓬の戦術に押され、箱の中へ閉じ込められてしまう。
京都で鬼と桃太郎の激戦が繰り広げられる中、東京の桃太郎機関本部には五月雨の姿があった。21部隊隊長・桃巌深夜の挑発を受け流しながらも、五月雨は“鬼神の子”の1人である四季は自分が殺すと断言する。一方、唾切の目的も鬼神の子である四季の確保であった。研究目的で生きたまま四季を捕らえたい唾切は、四季を徹底的に痛めつける。さらに血を使い切って倒れ伏す四季の眼前で、芽衣を殺そうとする。自分を守ろうとした両親の死すら嘲笑される芽衣。絶望の底に落とされた彼女に、四季の叫びが届く。血も力も尽き果てた体で、守る力が欲しいと強く望む四季。次の瞬間、四季の全身が巨大な炎に包まれる。それは炎の鬼神“炎鬼”の力であった。