開発陣によるPFのシステムの出来に不満を抱いた日向は、自らの手でプログラムを組み始めていた。一方、偽名の件で怒りを買い日向に解雇された千尋は、彼に詫びるためPF開発に役立つことをしようと、役所の業務や共通番号制度に関するアンケートを取っていたところ、不審者と誤解を受けた挙句警察署に連行されてしまい、日向に迎えに来てもらう羽目になる。日向は開発中のシステムを千尋に見せているうちに、ユーザーの目線でシンプルなインターフェースにすべきだということに気付き一から作り直す。そんな彼に千尋はこっそりと日向の母が暮らしている住所を教える。日向はまた改めて彼女を採用し、千尋は夏井真琴という本名をNIスタッフたちに明らかにする。 同時に朝比奈はNIを一流企業にしたいという考えから大手通信会社「JIテック」との提携を進めていたが、日向はそれを一蹴する。また、日向が真琴と共に開発した新しいインターフェースに対しても、朝比奈は以前の物を支持して見解が食い違う。日向は朝比奈に失望したと口にし、朝比奈は愕然とする。 ある夜、燿子は日向に出会った時の話をして、そのとき二人が意気投合したことと再び会う約束をしたことを語る。燿子は日向にキスをし、真琴は偶然そんな二人の姿を見かけてしまう。