「銀の車輪結社」の命令に従い、陸情1課・実動第1小隊「クレイモア・ワン」の攻撃から水道局長ミヨンを守るハンス。部隊「908HTT」唯一の生存者である彼は、忌まわしい記憶に悩まされながら、ミヨンと地下水道を進んでいた。そんな二人を追跡するオーランドとマーチス。 そしてアリスは血気にはやる陸情1課隊員たちを足止めするため、双剣メーネを振るい続ける。精鋭「クレイモア・ワン」を相手に孤軍奮闘するも、気丈なアリスにも、次第に疲労は蓄積していく。その一方で、ハンクス大尉は1課のコネリー少佐を訪ね、ある駆け引きに出る。ここにも武器を伴わない熾烈な闘いがあった・・・。