天狗たちが命を狙う中、リクオはついに鬼纏(まとい)を完成させた! 仲間との強い信頼によってもたらせれる畏の奥技、鴆(ぜん)との鬼纏は鞍馬の天狗たちを一瞬でなぎ払ってしまった。それを見届けた牛鬼は、最後にその御業(みわざ)をもって、彼の畏を断ち切るようリクオに最後の試練を課す。その頃、第二の封印"相剋寺(そうこくじ)"では土蜘蛛がリクオの到着を待っていた。かたわらには、人質として氷麗(つらら)を置き、リクオが彼女を取り戻しに来るのを楽しみにしていたのだ。氷麗は先の戦いでリクオを守りきれなかった自身を悔やみ、土蜘蛛の思い通りにはさせないと自らの命を絶とうとする。と、その時、リクオが土蜘蛛の前に姿を現した!