悩み多き10代の漠然とした不安や悩み、好奇心に答える一冊を、世界の数えきれない本の中から幅允孝による選書で紹介する。テーマは「勇気が欲しい時に読む本」。1冊目は、指揮者・小澤征爾が若き日の挑戦を著した自伝的エッセイ。2冊目は、それとは対照的に、怠け者なりに自身の流儀を貫き、誰にも媚びず、自身の文学を追求した梅崎春生の随筆・小説。3冊目は、純真無垢なキャラクターの純粋さと毒に勇気をもらえる問答集。
悩み多き世代の漠然とした不安や好奇心に答える3冊の本を、世界の数えきれない本の中から幅允孝が選書、吉岡里帆主宰の「読書会」形式で紹介する。テーマは「眠れない時に読む本」。1冊目は英国児童文学の傑作、“眠れない夜”がつないだ少年と少女の冒険。2冊目は“泣きたい夜”を癒してくれる甘いものをめぐる漫画。3冊目は恐竜の時代から未来まで十億年の時空を超え、めくるめく展開を見せる60年代のSF小説。
これまでに紹介した本から「愛」というテーマで再構成するスペシャル版。角田光代著「くまちゃん」、夏目漱石著「それから」、RYOJI+砂川秀樹編「カミングアウト・レターズ」を“映像の帯”と未公開分も含むトークで新たな目線から紹介する。さらに「愛」をテーマに、幅允孝が新たな2冊を選書する。