ハジメ(ユースケ・サンタマリア)との別居を決意した陶子(石田ゆり子)は、ひとり息子の力(加藤翼)を連れて家を出る。そのときのハジメと陶子のやりとりを偶然目撃した近所の主婦たちは、興味津々で見つめていた。 ハジメから別居の報告を受けた轟(沢村一樹)は、いますぐにでも力を取り返しに行くべきだ、と助言した。すると、横でふたりの会話を聞いていた至宝(西村雅彦)が、母親の暴力や育児放棄といった正当な理由がない限り親権は母親に行く可能性が高い、とハジメに告げる。すっかり落ち込んでしまったハジメに、轟は、『現代公論』の特集で妻たちの実態を暴いてリベンジしよう、などと言うと、さっそく部員たちに特集の準備をするよう指示する。馬場(和田正人)や蟻田(宅間孝行)は、ハジメが相談を持ちかけていたQ&Aサイトを紹介して、妻に浮気された相談者の男にもインタビューしよう、などと大張り切りだ。 その夜、ハジメの家に、酒や食材を抱えた轟がやってくる。ハジメを元気付けようと思って訪ねてきたのだ。ほどなく至宝も現われ、酒宴を始めたハジメたちは、その勢いで繁華街に繰り出す。するとそこに、ホストたちに囲まれて繁華街を練り歩いている至宝の妻・君子(広田レオナ)の姿があった。至宝に傷つけられたことへの仕返しで男遊びをしている、と平然と言ってのける君子。ショックを受けた至宝は、ハジメが相談しているQ&Aサイトに「妻に浮気返しされました。どうしたらいいでしょう?」と書き込む。 同じころ、陶子は、力を連れて実家に身を寄せる。が、別居の理由が陶子の浮気だと知った父