従来の商品と比べて約3倍の重さにも関わらず、入手1カ月待ちのヒットとなっているフライパンがある。愛知県の小さな町工場で作られた、その名も「おもいのフライパン」だ。鋳物ならではの熱伝導の良さを武器に、あえて肉をおいしく焼くことに特化したフライパンとして、一般家庭はもちろん外食業界などプロからも支持を集めている。「軽い・薄い・コーティング済み」が主流の中、「重い・厚い・無塗装」のフライパンはなぜ生まれたのか?高校野球の監督としても手腕を発揮した4代目社長の、ヒット商品開発の極意に迫る!