カリバーにライドブックを奪われ、なおもピンチのセイバー達を助けたのはソードオブロゴスの刀鍛冶・大秦寺こと仮面ライダースラッシュだった。 新たな剣士と共にカリバーを退けたがライドブックは奪われたまま。そして、飛羽真はカリバーが語った「お前が見ているものが真実とは限らない」という言葉に引っ掛かりを覚える。そしてソフィアもまたカリバーの正体が賢人の父・富加宮隼人ということに疑問を感じていた。 それに対して賢人は再び父のことを想い、一人考えに沈む。飛羽真と倫太郎がその様子に気づくが、賢人は15年前に父がしたことを思い出し2人と距離を取ろうとする。そしてサウザンベースからの使者・神代玲花が賢人に接触する。 一方のカリバーとストリウスは、新たなライドブックの完成まであと一歩のところまで来ていた。様々な思いと思惑が交錯する中、若い剣士達は再びカリバーに挑む。
破滅の書に封印されていた不死身の剣士バハト / 仮面ライダーファルシオンが出現し、破滅の書によってワンダーワールドの消滅を目論み、その影響は現実世界にも及び、大異変が巻き起きる。 神山飛羽真 / 仮面ライダーセイバーたち6人の剣士は二つの世界を救うため、ファルシオンと破滅の書から出現した魔物の群れに挑む。
15年前の真実、そして父の行方を求めて上條に立ち向かった賢人だったが、カリバーの新たな力の前に、絶体絶命のピンチに陥った。その時、体を張って救ったのは倫太郎だった。カリバーの凶刃に倒れた倫太郎は……。 一方、街では6箇所が同時にワンダーワールドに取り込まれ、セイバーと剣斬が2箇所でメギドを倒したが、街が元に戻らず巨大な光の柱が立ち上り、上空に光の輪が現れる。残る4箇所では今なおメギドが人々を苦しめている。 ソフィア不在の中、罠だと知りつつ人々を救うために4つの街に向かう飛羽真たち。しかし、賢人だけはその様子を見て、何かを思い出していた。鍵は15年前。賢人は一人、15年間の想いに決着をつけるため、ある場所を目指す。
飛羽真のもとに芽依が駆け込み、行方不明者が続出していると告げる。早速、調査に向かうと、ゆきや来島の他にも多くの被害者がいたことを知る。救えなかった人がいたことに心を痛める飛羽真と芽依。 一方、サウザンベースでは大秦寺が組織を支えてきた刀鍛冶のプライドにかけて、火炎剣烈火を組織に持ち帰ると宣言する。そこにはかつて祖父から伝え聞いた聖剣を巡る伝説に対する特別な思いがあった。 そんな中、ストリウスは剣士から聖剣を奪うため特殊なメギドを生み出そうとする。幻獣、生物、物語の3つジャンルのメギドを食わせ新しいメギドが生まれる。 剣士同士の戦い、そして新たなメギドの脅威が飛羽真に迫る。 その頃、剣士としての体を取り戻す、と告げたユーリはタッセルの元を訪れていた。
飛羽真たちは大秦寺に今のサウザンベースの状況を聞く。大秦寺曰く、組織の長であるマスターロゴスとは直接、会うことができず、全ては柛代玲花を通じて指示があるとのこと。組織の真の敵は玲花なのか。思い悩む中、芽依がとんでもない発言をする。 「その一番偉いマスター何とかって人に直接会って話せばいいじゃん!」 大秦寺は否定するが、飛羽真とユーリは乗り気に。そして、サウザンベース侵入作戦が始まる。 一方、ストリウスもサウザンベースに侵入して禁書を奪うことを画策する。 それぞれの思惑でサウザンベースに侵入する飛羽真、大秦寺、そしてストリウス。飛羽真は謎の青年に導かれ、禁書を手にしたストリウスと遭遇する。その禁書はストリウスにも扱えないほどの強力な力を秘めていた。
ストリウスがサウザンベースの禁書庫から持ち出した本は偶然にも飛羽真の手に渡った。その力はあまりにも強く、制御不能な危険な本だった。 柛代玲花は、その本を取り戻すように剣士たちに伝える。場合によっては、神山飛羽真を斬ってでも・・・。それに反発する尾上。マスターロゴスと直接、話をするという尾上に対して、玲花はマスターの指示だと撥ね付ける。怒りに震える尾上だが、そらの一言である決意をする。そして、飛羽真に再び立ち合えと迫る。 「お前の全ての力をぶつけてこい」 そして、始まる飛羽真と尾上の真剣勝負。それを見つめる芽依とそら。勝負の行方はいかに? 一方、セイバー・プリミティブドラゴンの力に完膚なきまでに叩きのめされたレジエルは復讐するべく再びセイバーを狙う――。
セイバーを暴走させていたプリミティブドラゴン。それは一人ぼっちになり、死してなお仲間を求めるドラゴンの哀しい物語だった。その物語の続きを作った飛羽真はエレメンタルドラゴンという新たなワンダーライドブックを生み出し、復讐に燃えるレジエルを打倒した。それを目の当たりにした倫太郎はある決意をする。 そして、蓮は組織を離れ賢人と行動をともにすると一人、賢人の元へ向かう。 そんな中、芽依が編集長から飛羽真の代表作「ロストメモリー」の続編を作れないかと打診される。こんな状況の中、断られてもしょうがないと思いつつ、遠慮しながらも飛羽真にお願いすると、飛羽真は物語の始まりを語り出す。 一方、賢人と対峙する蓮。賢人と蓮の邂逅は何をもたらすのか? さらにマスターロゴスの元に一人の男が現れる――。
友を信じきれず、自ら友を封印した過去を持つユーリは、賢人に自分の姿を重ね必死で訴えかけた。しかし、思いは届かずユーリは飛羽真を守って消えた。 戦いの最中、現れたルナ。しかし、ルナはサーベラに攫われてしまう。マスターロゴスの手元にはこれまで奪った聖剣とワンダーライドブックが並ぶ。準備は全て整ったと、ほくそ笑むマスターロゴス。 戦いのダメージで気を失う飛羽真。飛羽真が目覚めた時には仲間達がマスターロゴスと決戦に挑んでいた。そこに蓮、賢人も加わり、さらにはバハトも乱入し大混戦になる。仲間の元へ急ぐ飛羽真。今、全ての聖剣と鍵となるワンダーライドブックが揃おうとしていた。その戦いの果てに待つものとはー――。
スランプに陥っていた神山飛羽真は、ユーリから薦められた『機界戦隊ゼンカイジャー』を読み始めるが、須藤芽依やユーリと共に『ゼンカイジャー』の物語の中に入り込んでしまう。一方、ブルーンが開いた本により、五色田介人、ガオーン、マジーヌ、ブルーンの4人が『仮面ライダーセイバー』の世界に召喚される。この異常は、禁書を納めていたアガスティアベースで保管されていた45の『スーパー戦隊の書』と35の『仮面ライダーの書』を叛乱を起こした衛士アスモデウスが封印を解いたことにより、現実と物語の境界が曖昧になってしまったことによるものであった。 飛羽真や介人たちは書架にすべての禁書を元通りに戻すべく、駆けつけた歴代のヒーローたちと共に敵に立ち向かうが、その最中に謎の少年に出会う。
神山飛羽真や剣士たちが命を懸けて世界を救い、飛羽真がワンダーワールドから帰還してから8年の歳月が過ぎ、飛羽真は須藤芽依や幼馴染で親友の間宮の手助けを受け、犬のラッキーと、かつて剣士たちの戦いで親を亡くして孤児となり、笑顔を忘れた陸という少年を引き取って養子に迎え自身の過去の贖罪の意味も込めて父親代わりに育てていた。 一方で、富加宮賢人も翻訳家となり、恋人の立花結菜との結婚を間近に控え、新堂倫太郎も再編されたソードオブロゴスの中心となり、それぞれが充実した日々を送っていた。 そんな中、ノーザンベースの剣士たちが、行方不明となっていた無銘剣虚無を手にした謎の剣士によって聖剣を残して次々と消失し、倫太郎は調査を始めるが、そこに仮面ライダーファルシオンに変身する彼の父親を名乗る篠崎真二郎という男が現れ、飛羽真や賢人の前にも仮面ライダーファルシオンが現れる。篠崎は剣士たちの戦いに巻き込まれた声なき犠牲者たちの恨みを晴らすために、人の人生を改竄して作り替えるアメイジングセイレーンワンダーライドブックを手に全ての剣士を消し去ろうとしていた。