『むすび家政婦紹介所』に依頼が舞い込み、三田園薫(松岡昌宏)と花田えみり(清水富美加)が派遣されることになる。その派遣先とは、なんと“キスパン”の愛称で人気を博している女性アナウンサーの木杉舞(小林涼子)の家だった! 人気アナウンサーの家で働けることで浮かれるえみりだったが、世間のイメージからはだいぶかけ離れた舞の態度の悪さを目の当たりにすることに…。さらに独身だと思われていた彼女がふたりの子持ちだったことを知る! 実は家政婦紹介所に仕事を依頼したのは同居する舞の母・登代子(山口智恵)。持病のヘルニアが悪化し、入院を余儀なくされた登代子が子どもたちの面倒を見られなくなることを懸念して家政婦を雇ったのだった。「そんな必要はない」と三田園たちを追い返そうとする舞。だが衣装にべっとりと付いてしまったガムを綺麗に取り去る、という三田園の鮮やかな家事テクニックに救われた舞は、「子どもたちのことは絶対に秘密にすること」を条件にふたりを雇い始める。 さっそく仕事を開始するも、いつものごとく依頼主の家庭の秘密が気になる三田園。子どもの父親はいったい誰なのか――業務の傍ら秘密を探り始めると、徐々に木杉母子の闇が見え始める。そして舞の周囲に現れるストーカーらしき男の影が見え始め、さらには不気味なプレゼントまで届き…?