鷹村が、王者・ホークに挑んだ世界J・ミドル級タイトルマッチの第7ラウンド。大観衆が鷹村の巻き返しを期待する中、ホークは鬼の形相で攻勢に出た。ホークの変則パンチの連打を顔面に受けた鷹村は、意識が吹っ飛んで防戦一方。ホークは、ここぞとばかりフィニッシュを決めようとパンチを繰り出した。 ところが、意識を超える野生の本能が甦った鷹村は、突然猛反撃を開始。壮絶な打ち合いの後、相手の懐に飛び込んだ鷹村は、ホークのリバー〈肝臓〉、テンプル〈コメカミ〉、アゴといった急所のみを鋭いパンチで狙い始めた。そして、鷹村のアッパーをアゴに受けたホークは、たまらずマットに膝から崩れ落ちた。 カウントを始めるレフェリーの指示でコーナーに戻った鷹村は、ようやく意識を取り戻した。自分が相手をダウンさせたと気付いた鷹村は、さらに闘志をむき出しにする。ホークがカウント8で立ち上がるや、鷹村は、KOを狙って突進。だが、第7ラウンドは、そこで終わった。 誰もが試合の終了を予想した第8ラウンド。鴨川から赤い手形を背中に付けられた鷹村は、「王様になって帰って来る」と告げ、笑みさえ見せながらリング中央へと進んだ。 このラウンド、ホークは、最初から怒涛のラッシュを見せた。この猛打の嵐をガードでこらえた鷹村は、右クロスで応える。互いの連打の後、鷹村のストレート、アッパーが立て続けにホークに命中。ホークは、上体反らしからのパンチで反撃する。 そんな中、鷹村は、相手の上体反らしからのパンチに、強烈なカウンターを合わせ、再びホークをリングに倒した。一歩をはじめジムの仲間たち
Name | Type | Role | |
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Jun Nakagawa | Writer | Screenplay | |
Kazuyuki Fudeyasu | Writer | ||
Jun Shishido | Director | ||
Tomoya Takahashi | Director | Episode Director | |
Fumie Muroi | Director | Episode Director |