俳優・西田敏行さんは、5歳の時に福島郡山の西田家へ養子に出た。そんな事情から、これまでルーツと向き合うことがなかった。今回、驚きの事実が判明する。実の父方は、大阪城を守った家老の家。養子に入った西田家は、薩摩藩の武士の家だった。大河ドラマ「翔ぶが如く」で西郷隆盛役を演じた敏行さんは、驚きを隠せなかった。そして、姉妹でもある養母と実母の愛情。初めて知る事実に涙があふれた。(2017年放送)
大きな反響にこたえアンコール。キャンディーズとして国民的な人気を獲得。突然の解散、復帰後は俳優として活躍するなど挑戦を続けてきた蘭。先祖たちもそれ以上に激動の人生を送っていた。曽祖父は貧しい中で努力し官僚に。広島市長を務め旧満州の事業で成功する。母方祖父は腕利きのテーラー。大火で店を失うがすぐに再建する根性の持ち主。その気質は母に受け継がれ、結婚後も一家の柱として家族を守る。父は戦争で人生が一変。
柳葉敏郎は8歳の時に父を亡くした。秋田県内で映画館の絵看板を描く仕事をしていたという。元々、絵が得意で若い頃、県の美術展で何度も入選していた。しかし敏郎は、その絵を見たことがなかった。それが今回、入選作も含め、数枚の絵が見つかる。さらに父は、母と結婚する前に別の女性と結婚していたことが分かった。そして、会ったことがない、姉がいることも知る。衝撃の事実に驚く敏郎。涙を流し、姉弟が増えたことを喜んだ。
卓球のオリンピックメダリスト・石川佳純さん。母方は福岡の武士の家系で、大河ドラマにもなった黒田官兵衛に忠義を尽くした家臣。祖父は柔道の達人だった。一方、父方の先祖は島根で、娘の死や災害、難病など数々の苦難を「天性の明るさ」で乗り越えてきた。父・公久のもつ「苦難に負けない明るさ」、母・久美のもつ「類いまれな勝負師の強さ」、それぞれの長所を受け継いだ娘・佳純は卓球の道を極め、世界の舞台で輝いた。
連続テレビ小説「らんまん」の教授役が話題となった要潤。父方は代々「遠大な夢」を抱いてきた。曽祖父は約1万年前の石器を発掘。祖父は激戦地で村人から牛乳をもらって救われ、酪農家に。父はプロゴルファーを目指した。祖父と父は2代続けて母を早くに亡くし父子家庭で育つ。当時の心情を初めて知り潤は…。母方は包容力を受け継ぐ。28年前に1か月要家にホームステイした女性が潤の母を忘れられず米国から訪ねてくるほどだ。
母・ちとみさんが峰さんに送り続けたあまたの手紙、その文末には必ず同じ言葉が添えらえていた。「実るほど頭の下がる稲穂かな」。その言葉のままの人生を送った父と母。そんな両親が眠る姿を、峰さんは見た記憶がないと言う。それほどに働き続けた2人の人生だった。仲むつまじく、家業の酒屋を守り続けた。しかし、若き日の2人の結婚には、時代に翻弄され、運命の悲しいめぐり合わせと言わざるを得ない物語が秘められていた。
家族4人が俳優「髙嶋ファミリー」の歴史をたどる。弟・政伸、いとこの高嶋ちさ子も登場し、父方ルーツを語る。明治の先祖は神戸で広い土地を所有した名士。祖父は琵琶の名手で自由な生き方をした。その音楽の才はちさ子に受け継がれたのだという。母・寿美花代の結婚前の本名は松平節子。調べると先祖が徳川家康の異父兄弟だと分かる。父忠夫のデビューはある「勘違い」から…など秘話満載。忠夫の病を支えた家族秘話も明かされる
パリ五輪で2大会連続金メダルをねらう柔道家・阿部一二三、阿部詩の強さの秘密が明かされる。父母が登場。幼い頃から二人三脚でトレーニングをし、ピンチにはすぐに駆けつけた。家族の支えが何よりの力で、五輪にも“チーム阿部”で挑む。祖父はラグビー野球で活躍し、父も競泳で国体出場。相撲で鳴らした先祖もいた。ポジティブ思考も代々受け継いでいると判明。後半で父が秘めた思いを告白。二人は涙を浮かべ決意を新たにする。
12歳で両親が離婚。中学時代から兄と二人で暮らすなど波乱の若き日を送った風吹ジュン。亡くなるまで葛藤の対象だった母の本音を初めて知り「救われる」ともらした。母もまた少女時代に親を失い、戦争で家族を亡くすなど波乱の人生を送っていた。富山の名家で育った父方祖母は厳しいしつけを受けて育った才女。父はまじめな性格で戦意高揚の中、陸軍に入り、特攻隊にも志願する。出撃の直前に終戦。奇跡的に命を拾い母と出会う。
父は戦後初のプロテニスプレーヤー、日本のテニスが世界へ羽ばたく道を開いた。その父方の先祖たちはみな世界水準のつわもの。土木や電気の分野で世界最高峰の知識と技術を身につけ、日本の近代化を推し進めた。母方の祖父は、戦争が始まる前に海軍大臣からミッションを託され英国へ。帰国後、戦争終結3日前に国家の運命を左右する歴史の舞台裏で、ある重要な役割を果たしていたことが明らかに。あまりにダイナミックな家族の物語
椿鬼奴さんの父は個性的な子だった。一人口ずさむ歌はブルース、あだ名もブルース。我が道をいく男。酒好きの祖父は、信念と努力の人でもあった。丁稚奉公時代から努力を重ね、31歳で京都大学に入り、弁護士として立身出世した。母方のルーツは鹿児島・喜界島。豊かではなかった時代、さまざまな困難を乗り越えてきた祖母。ギャンブルで失踪を繰り返す祖父を見放さず…、その懐の深さは我が道の芸を貫く鬼奴さんの心の支えだった
家族にはタブーがあった。曽祖母が危篤の時に口にした「祖父の出生の秘密」。涼真さんは、高齢になる祖父が元気なうちにその謎を解き明かし、伝えてあげたいという。今回の番組で初めて知ることになる真相とは…。そして、祖母の先祖には200年にわたって代々守ってきた「一族のオキテ」があった。そのオキテは、今も竹内家に脈々と受け継がれているという。俳優・タレント・アーティストとして活躍する竹内3兄弟のルーツとは?