彩華(白石美帆)が客室担当した川端(中島久之)はガイドブックの調査員ではないと判明し、環(宮本信子)たちは落胆する。実は夏美(比嘉愛未)が担当した客こそが調査員で、夏美が困るような要求をしたのは、加賀美屋の旅館としての実力を見極めるためだったのだという。雑誌記事で、「サービスや態度が素晴らしく、老舗(しにせ)旅館にふさわしいもてなしだった」と称賛された夏美は、若女将(おかみ)競争で一躍優位に立つ。