夏美(比嘉愛未)は加賀美家の一員のようになじんでいた。柾樹(内田朝陽)は夏美に見せたい場所があると「一本桜」へ案内する。そこは亡き母・俊江(中江有里)が好きで、いつも幼い柾樹を連れて来ていた思い出の場所だ。柾樹が盛岡を出たのは、女将(おかみ)の激務に体を壊して亡くなった母のことがあったからと知った夏美は、柾樹の「心の一本桜」になろうと決める。そのとき、カツノ(草笛光子)が倒れたと柾樹に連絡が入る。