草原、草々、小草若、四草そして喜代美。5人の弟子が落語会をやり遂げると同時に、草若は息を引き取りました。そして暖かい春の日、草若の葬儀が行われました。草若とともに「四天王」とよばれた柳宝、尊徳らが顔をそろえ、最後の一人・漢五郎が病身を押して葬儀に駆けつけ、皆の涙を誘います。しかし喜代美の叔父・小次郎が「草若の形見の宝くじが当たっているか確かめたい」と言いだし、事態は思わぬ方向へ…。