喜代美と草々の夫婦落語会の当日。母・糸子は歌手の五木ひろしを一目見るため、久々に家に帰ってきました。父・正典も顔を出しますが、二人は離れて座り、ぎこちないままです。素直になれない気持ちを抱えながら、二人は互いに初めて会ったときのことを思い出していました。そしていよいよ草々の落語が始まろうというその時、思わぬ電話がかかってきます。