酒の席で、小草若はライバル落語家の土佐屋尊建ともめて、つい手を出してしまいます。その場に居合わせた草々は、小草若をかばって「自分が殴った」と言い出します。喜代美はにわかに信じることができません。一門会に向けての準備中の不祥事に、草若は鞍馬(くらま)会長のもとを訪ねて謝りますが、「どうやって責任をとるのか」と言われ、ある苦渋の決断をします。