天狗(てんぐ)芸能の鞍馬(くらま)会長から、暮れの12月25日に天狗座で徒然亭(つれづれてい)一門会を開くよう依頼を受けた草若。喜びでいっぱいの中、喜代美は草若から「一門会で落語をうまくできたら、今年いっぱいで内弟子修業は終わり」と告げられます。初ネタの「ちりとてちん」を再び高座にかけるべく、喜代美は前にも増してけいこに励みます。しかし、小草若は気乗りしない様子でけいこにも現れません。