草若が草々に下した処分は、破門でした。止めようとする喜代美を振り切って、草々は家を出てしまいます。姿を隠していた小草若が現れ「実は自分が殴った」と話しますが、すでに草々の行方はわからなくなっていました。なぜ草々が小草若の罪をかぶったのかといぶかしがる喜代美に草原が、かつて草々が草若に弟子入りした経緯を語りはじめます。