晴れて草若への弟子入りを認められた喜代美。そこで改めて、小浜から両親があいさつに訪れます。「内弟子修業中は食事も住まいもただでよい、月謝もいらない」と草若に言われ、「いいことばかり」と夢をふくらませる喜代美ですが、翌日の早朝、突然、兄弟子の草々にたたき起こされます。