会社からプロジェクト続行のため呼び戻された海都(竹野内豊)は、民宿“ダイヤモンド・ヘッド”を後にする。
「せっかくいいコンビだったのに」真琴(広末涼子)はほろ苦い想いを抱きつつ、ビーチバレーに惜敗し、くやしがる広海(反町隆史)と海都の二人を見てつぶやいた。
数日後、勝(マイク眞木)の用事で東京に行く事になった広海の車に、真琴はちゃっかりと便乗し、「海都さんに忘れ物届けに行くから」と強引に広海に言い放つ。忘れ物とは、海への思いを込めた一遍の詩だった。海都のオフィスで詩を読み上げる真琴に、あわてふためく海都!その夜、海都のマンションに泊まることになった広海と真琴。広海は遅くに戻った海都と、すでに思い出になった、あの日のビーチバレーの話を切り出した。敗戦の原因を押し付けあったりするうち、「いつか決着をつける」と言った海都の言葉に「?」となる広海。その言葉の真意には海都の思いがけない決意が隠されていたのだが・・・。
そんなこととは知る由もなく、広海は勝に頼まれたもうひとつの大事な用件のため真琴と一緒にマンションを出た。そしてその用件とは、真琴と母を会わせるというものだったが・・・。