Okatsu is being trained to be a full-fledged princess by Ikushima, a tutor brought in from the Konoe family in Kyoto while Nariakira renames Okatsu as "Atsuko" and officially begins her life as "Atsu-hime." Meanwhile in Edo, Ieyoshi, the 12th shogun of the Tokugawa shogunate, suddenly dies and his son Iesachi, who is known to be benighted, is to succeed. Nariakira confides his secret to Ikushima why he wishes to rush the training of Atsu-hime.
島津本家の姫にふさわしくなるようにと、於一(宮﨑あおい)には、京の近衛家に仕えていた老女・幾島(松坂慶子)が付けられる。諸芸百般に通じる幾島により、お姫様養成のための特訓が始まる。薩摩に戻った斉彬(高橋英樹)は、於一に篤子(あつこ)という新しい名前を授ける。ここに、篤姫が誕生する。斉彬は、この数日前に浦賀に現れたペルリ率いるアメリカ艦隊についての情報も薩摩にもたらした。篤姫も大いに驚くとともに西洋の文明に強い興味を抱く。同じく江戸から戻った清猷(沢村一樹)により、尚五郎(瑛太)や西郷(小澤征悦)、大久保(原田泰造)らも、日本が欧米から交易を迫られている現実を知る。そんな中、江戸では12代将軍家慶が急死し、暗愚として知られる家祥(堺雅人)が将軍職を継ぐことが必至となった…。