亮太を安楽死させた珠希が、自ら命を絶つ。が、恭介に発見され、死の淵から助けだされた。亮太の葬儀が行われ、加賀見家は悲しみに包まれる。亮太の部屋で、苦渋の表情の謙治が土下座をしていた。亮太の安楽死のことが、週刊誌に掲載される。事実無根だ、と謙治は否定するが、安楽死させたのは自分だ、と恭介が名乗りでる。驚いた珠希は、亮太を殺したのは自分だ、と真実を公表しようとする。恭介は珠希を引きとめると、珠希と同じ罪を背負って生きていきたい、と抱きしめるのだった。恭介は病院を辞める決心をする。珠希も、自分はもう病院にいる資格はない、と謙治に辞職を願い出る。