<ラインナップ> ●741年「国分寺建立の詔」 ●743年「大仏造立の詔」 45代聖武天皇は災難が続く日本の社会不安を取り除こうと、仏教の力を頼り鎮護国家思想を強める ●745年 紫香楽宮から平城京へ遷都。大仏の建立場所も変更に。 ●749年 45代聖武天皇が出家し娘に譲位。46代孝謙天皇が即位。 ●752年 大仏“完成” 。詔が出てから9年、金メッキ作業は継続しながらも大仏と大仏殿が一応の完成を迎える <内容> 天然痘のパンデミックや地震など厄災が続く中、45代聖武天皇は仏教で国を導こうと考えました。そして奈良の大仏が造られることになります。聖武天皇があれほど巨大な仏像を求めた理由とは?また、大プロジェクトを支えていた僧・行基とはどのような人物だったのでしょうか?さらに、大仏造立には八幡神も協力。なぜ神が力を貸したのでしょうか?今回は奈良の大仏を紐解きます。