<元禄1年(1688)~元禄13年(1700)> ・元号を「貞享」から「元禄」に改元 ・徳川綱吉が柳沢吉保を側用人に抜擢 ・長崎に唐人屋敷を設置 ・徳川光圀が中納言に任命される <内容> 5代将軍徳川綱吉が治めていた元禄時代。 人口が激増し、経済が活性化。人々の生活に余裕が生まれる中で、俳諧の松尾芭蕉、浮世草子の井原西鶴、心中物の近松門左衛門といった新しい才能が登場し、元禄文化が花開く。 一方政治の世界では、綱吉を支える側用人に柳沢吉保が抜擢される。小姓から15万石の大名にまで出世した柳沢吉保とは。 御三家の水戸藩主・徳川光圀が中納言になり、水戸の黄門さまと呼ばれるようになる。おなじみ水戸黄門の実像とは。その光圀が生涯をかけた事業が、国史「大日本史」の編さん。光圀は何のために大日本史を編さんしたのか。そして、大日本史の編さんが与えた影響とは…