助左が「木綿の火縄」を長浜の秀吉のもとへ運ぶと、既に今井が作った木綿の火縄がありましたが、それでも、秀吉は買い取ります。助左は秀吉から琵琶湖での船荷運搬を勧められて、その代金で舟を手にいれます。ある日、助左は舟で秀吉の家臣・石田左吉(三成)を京へ送り、イエズス会の南蛮寺で宣教師フロイスとキリシタンの高槻城主・高山右近に会います。そして、信長による安土での新しい町づくりの話を聞き、胸を躍らせます。