元子(橋本愛)は大学院でドイツ文学を学んでいるが、恋愛経験がなく、学生たちの恋愛談義などに溶け込むことがまったくできない。劣等感を感じる元子に教授の榊(田中泯)が「君の日本語は美しい」と言い、元子の心は榊にたいして動き始める。元子は「この感情は恋なのでは?」と思い、自分の感情を分析しようと努める。果たして元子が出す結論は…?
元子(橋本愛)は榊(田中泯)に「この感情は恋ではないでしょうか」と伝えるが、榊から「それは勘違いだ」と断じられる。そんな中、湖畔での合宿に出かける元子たち。湖に落ちた元子を助手の田中(工藤阿須加)が助け、田中に思いを寄せる樹里(中村ゆりか)は元子に嫉妬の感情を抱く。それぞれの感情が絡み合い、元子は榊に自分の思いを伝えようとして…。
元子(橋本愛)は榊(田中泯)から自分の感情が恋であることをまずは認めてもらえた。樹里(中村ゆりか)も田中(工藤阿須加)に気持ちを伝え、ふたりは付き合い始める。元子は生まれて初めて香水を買うなど恋の努力で自分を変えようとし、榊との関係は徐々に進み始める。ふたりで水上バスに乗った日、元子は榊に「私に対してもっと愚かになってほしい」と訴えて…。
元子(橋本愛)と榊(田中泯)は恋人同士になり、元子は幸せの中にいた。しかし榊に深刻な病が発見され、榊はそのことを元子には伝えることなく、手紙で元子に別れを告げる。落ち込む元子だったが、たまたま榊と翠(斉藤由貴)の会話を聞くことにより、榊の病気を知ることになってしまう。自分と教授との恋愛には希望はないのか? ふたりが最後に迎えるものは…。