製薬会社のMR(医薬情報担当者)としてバリバリ働くキャリアウーマンの相原メイ(多部未華子)は、仕事は誰よりもできるのに、家事が全くできないアラサー独身女性。そんなメイの28歳の誕生日の夜、彼女の散らかり放題の部屋に、突然見知らぬおじさんが現れた!その正体は、全ての家事を完璧にこなすスーパー家政夫・鴫野ナギサ(大森南朋)だ。ひょんなことからナギサさんを家政夫として雇うことになってしまったメイだが、「おじさんが家にいるなんて、絶対イヤ!」と受け入れられない。一方、仕事では、無敵のMRであるメイの前に、ライバル製薬会社のMR・田所優太(瀬戸康史)が出現!突如現れ、自分とは異なる手法で営業先の信頼を得ていく田所にメイは気が気ではなく、ライバル心と警戒心をむき出しにする。しかも田所はライバルだというのに爽やかにメイに急接近し、メイは心までかき乱されることに・・・。
メイ(多部未華子)とナギサさん(大森南朋)が一緒にいるところへ、予定より早くメイの母・美登里(草刈民代)がやって来た。メイは、ナギサさんが家政夫で、美登里とは絶縁状態にある娘・唯(趣里)と同じ家事代行サービスで働いていること、そして自分が母に似て、家事全般が苦手であることを告白する。ところが、美登里は「メイは"やればできる子"」と、またも呪いの言葉をかけ、メイも母の期待に応えたいと決意を新たにする。ナギサさんに「仕事と家事の両立を目指す!」と宣言したメイは、翌朝から仕事同様、家事に奮闘!しかし、まったくうまくいかず、ストレスはたまる一方。己の掃除・料理への適応力のなさに絶望するしかなかった。そんな中、メイはライバル会社のMR・田所(瀬戸康史)から食事に誘われる。肥後菊之助(宮尾俊太郎)への提言など、田所に恩があるメイは、少しずつ田所に心を開き始めるのだが…。
意気揚々と玄関の扉を開けたメイ(多部未華子)は、目の前に田所(瀬戸康史)を発見。ついに、田所に自分が隣に住んでいることがバレてしまう。しかも田所は「男性とお住まいなんですか?」と屈託なくメイに一撃を...。ナギサさん(大森南朋)を雇っていることを絶対に知られたくないメイは、それは父だと必死にごまかす。そして2人が隣に住んでいることは「ヒミツ」にしようと提案。メイと田所は2人だけの「ヒミツ」を共有をすることに…。ある晩、メイの父・茂(光石研)がメイの部屋にやって来た。美登里(草刈民代)からナギサさんの話を聞いていた茂は、ナギサさんに興味津々。人懐っこくナギサに酒をすすめ、メイには決して語らなかったナギサのプライベートが明らかに!?一方、医師の肥後(宮尾俊太郎)はメイに猛アプローチ。メイは誘いを断れず遥人(眞栄田郷敦)を伴い、懇親会という名のデートをすることに。するとそこへ、田所と薫(高橋メアリージュン)がやって来た。まさかのデートの鉢合わせに、メイは混乱!さらに肥後の行動で、事態は思わぬ方向へ…!?
ナギサさん(大森南朋)の家政夫としての契約が終了すると知ったメイ(多部未華子)は激しく動揺。「トライアルで私と結婚生活を送りませんか?」とナギサさんに突然のプロポーズ!困惑しながらもその提案を受け入れたナギサさんとの4日間のトライアル結婚生活がスタートする。そしてメイは、田所(瀬戸康史)ときちんと向き合うため、正直に自分の気持ちを打ち明けることに...。一方その頃、天保山製薬では新病院設立に向けて、他社との情報戦が佳境を迎えていた。駒木坂春夫(飯尾和樹)から、新病院の薬剤部長についての情報を掴んだメイたちは、早速接触を試みようとするも、その手前で大きくつまずく。新病院の最重要人物、ジャギこと阪本先生(高木渉)を瀬川(眞栄田郷敦)の一言で怒らせてしまったのだ...。解決すべく奔走するメイだったが、トライアル結婚生活でも大問題が発生!メイの前から突然、ナギサさんが姿を消してしまい...。とっ散らかったメイの心と、ナギサさんとの関係は、果たしてどんな結末を迎えるのか!?
特別編では本編のスペシャルダイジェストに加え、メイ(多部未華子)とナギサさん(大森南朋)の新婚生活や、田所(瀬戸康史)ら登場人物のその後が描かれる。