焼け野原から始まった首都・東京の戦後。敗戦以来、GHQ本部が置かれた東京には占領軍がもたらすアメリカ文化が浸透。東京は生活様式、音楽、ファッション、食文化など、アメリカの豊かさを取り入れることで復興、経済成長を成し遂げていった。一方で東京には米軍基地などが今も残る。日米開戦から今年で80年。敗戦、占領の記憶が薄れていく中、東京のアメリカの今を辿り、そこで暮らす人たちの多様なアメリカ像を描く。